連載:プロ野球・スポーツナビ週間MVP

プロ野球・スポナビ週間MVPに広島・西川、西武・山川ら(3/25〜4/3)

データスタジアム株式会社

中日戦での快投が光ったDeNAの2投手

【データ提供:データスタジアム】

1位 濱口 遥大(DeNA)
 昨季の開幕投手が先週のセ・リーグ投手1位に輝いた。3月31日の中日戦に先発し、8回無失点7奪三振のピッチングを披露。与四球1という安定した投球で、スコアボードにゼロを並べた。8回まで両軍無得点と緊迫した投手戦だったが、9回に味方が1点を挙げて見事今季1勝目を手にした。

2位 柳 裕也(中日)
 昨季投手2冠に輝いた右腕が2位にランクイン。今季2度目の登板となった4月3日の広島戦で、9回3安打無失点8奪三振の快投。広島打線に三塁を踏ませない見事なピッチングを披露し、両リーグ一番乗りでの完封勝利をつかみ取った。

3位 ロメロ(DeNA)
 今季初登板となった3月29日の一戦で8回3安打無失点の快投を見せ、今季1勝目をマーク。持ち味の小さく動く速球で凡打の山を築き、中日打線に得点を許さなかった。中日戦では昨季4戦3勝、防御率0.66と好相性を誇ったが、今季もチームにとって頼もしい存在となりそうだ。

好投を続ける3人の開幕投手が上位に

【データ提供:データスタジアム】

1位 千賀 滉大(ソフトバンク)
 3月25日の開幕戦では7回1失点の好投を披露。4月1日の楽天戦では援護が柳田のソロによる1得点のみという苦しい展開が続いたが、8回無失点9奪三振の快投で相手先発・涌井との投げ合いを制した。7年連続の2ケタ勝利に向け、今季も白星を積み重ねていきそうだ。

2位 山本 由伸(オリックス)
 3月25日の西武戦では8回を無失点に封じ、チーム12年ぶりの開幕戦勝利に貢献。4月2日の日本ハム戦でも7回無失点のピッチングを披露し、今季2勝目を挙げた。エースは昨季から続く連勝を球団タイ記録の17まで伸ばしており、記録更新の期待がかかる次回登板に注目だ。

3位 石川 歩(ロッテ)
 開幕投手を務めた3月25日の楽天戦では7回無失点。さらに4月1日の西武戦でも8回1失点の好投を見せ、チームの勝利に貢献した。2度の登板ではいずれも高卒ルーキー・松川がマスクをかぶっており、好相性が光る15歳差のバッテリーにも注目が集まっている。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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