連載:ファン&解説者が予想! 2022年のプロ野球

ファンが2022年セ・リーグ順位などを予想 「今年は寅年!絶対優勝しかないでしょ!」

前田恵

得票率4位(12.8%)DeNA

今季から古巣・DeNAに復帰した石井琢朗野手総合コーチ(写真右)。広島、ヤクルト、巨人でコーチを歴任した石井に、ファンも期待する 【写真は共同】

 ところで、昨季のペナントレースの結果を念頭に置いて今季の順位予想をしたとき、俄然元気になるのがDeNAファンである。

 昨季はセ・パともに前年最下位だったチームが優勝。この“法則”が2年続くとすれば、「去年はヤクルトが最下位からの優勝を決めたので!」とのファンのコメントにもあるように、今季のセ・リーグの優勝は昨季最下位のDeNAとなる。

「石井琢朗(野手総合コーチ)復帰に両外国人出遅れなし。上積みしかない」
「昨年オフに補強がうまくいった」

 懸念されるのは、開幕投手の有力候補だったエース・今永昇太が前腕の炎症で離脱し、開幕絶望とみられていること。左ひじ手術から復活した東克樹が、その穴を埋めるか。

得票率5位(9.6%)広島

 今季の広島といえば、ポスティング制度でMLBへの移籍で目指す主砲・鈴木誠也がチームを離脱することが最大のニュースとなっている。6年連続で3割、25本塁打をマークし、その間二度の首位打者に輝いた主砲を欠いて始まるシーズン。しかし、ファンは意外にも、それこそが優勝に推すポイントとして挙げている。

「前田健太(ツインズ)という絶対的エースが抜けてから3連覇したように、鈴木誠也という絶対的四番打者が抜けるので、あのときの再来を期待している!」
「鈴木誠也が抜けたことで外野にコンバートしてくる選手が増えて競争力が高まり、個々の能力がより伸びると思ったから」

 やはりポジティブ思考でなければ、人生も野球も楽しむことはできない。

得票率6位(7.6%)中日

 最後に、セ・リーグの優勝予想で最も得票率が低かったのは、立浪和義新監督を迎えた中日だった。チーム防御率3.22はリーグトップ。「12球団一の投手力」との呼び声が高い一方、打線はここ数年、弱体化していた。今季も新外国人選手の獲得は見送り、ドラフトで大学生スラッガーを3人獲得したのみ。ユーザーコメントもどこか、自虐的である。

「大野、柳、小笠原の3枚、高橋宏斗、梅津の状態がよければ、貧打でも勝ち越せる力がある」
「弱すぎるから、逆に優勝しそう」

 立浪監督の手腕と選手の奮起に期待したい。

(企画構成:スリーライト)

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著者プロフィール

1963年、兵庫県神戸市生まれ。上智大学在学中の85、86年、川崎球場でグラウンドガールを務める。卒業後、ベースボール・マガジン社で野球誌編集記者。91年シーズン限りで退社し、フリーライターに。野球、サッカーなど各種スポーツのほか、旅行、教育、犬関係も執筆。著書に『母たちのプロ野球』(中央公論新社)、『野球酒場』(ベースボール・マガジン社)ほか。編集協力に野村克也著『野村克也からの手紙』(ベースボール・マガジン社)ほか。豪州プロ野球リーグABLの取材歴は20年を超え、昨季よりABL公認でABL Japan公式サイト(http://abl-japan.com)を運営中。

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