連載:ファン&解説者が予想! 2022年のプロ野球

ファンが2022年セ・リーグ順位などを予想 「今年は寅年!絶対優勝しかないでしょ!」

前田恵

ファンが予想するセの優勝チームは?

 ここからは、ファンが予想する今季のセ・リーグの優勝チームに関するアンケート結果を発表しよう。

得票率1位(29.1%)阪神
同2位(21.4%)ヤクルト
同3位(19.5%)巨人
同4位(12.8%)DeNA
同5位(9.6%) 広島
同6位(7.6%) 中日

得票率1位(29.1%)阪神

 今年は「寅年」。干支の巡りに後押しされてか、今回のアンケートでは阪神及び阪神ファンに勢いがあった。「応援する球団は?」という質問に「阪神」と回答したユーザーは12球団トップとなる21.1%。2位の巨人(11.5%)を大きく引き離した。そして、セ・リーグの優勝予想も、阪神が29.1%でダントツとなった。

「先発投手の層の厚さ、中野選手の台頭で長年の遊撃手不在が解消されたこと。スアレス選手は退団したが、阪神は抑え投手の補強がうまいこと」
「矢野監督の退任に花を添える」

 矢野燿弘監督はキャンプイン前日、今季限りの退任を発表。これがペナントレースで吉と出るか、凶と出るか。また、スアレス退団後のクローザー候補としては、新外国人ケラーの名前が挙がっている。

「今年は寅年! 絶対優勝しかないでしょ!」

 このような、寅年の今年こそ、猛虎がセの頂点に躍り出ると確信するファンのコメントは多数寄せられた。ちなみに前回の寅年、2010年の阪神はリーグ2位。CSファーストステージで巨人に敗れた。寅年に阪神が優勝したのは、大阪タイガース時代の1938年(1リーグ制)と1962年のセ・リーグ優勝の2回。果たして、今年はどうなるか?

得票率2位(21.4%)ヤクルト

40歳の大ベテラン・青木宣親。日本球界での通算2000安打まで、残り181安打となった 【写真は共同】

 昨季日本一のヤクルトは、得票率21.4%で優勝予想は2番手。こちらは前年覇者の余裕か、ファンのコメントが比較的冷静だった。

「圧倒的な打線と投手陣に加えて、ヤクルトの持ち味である機動力で、去年よりも衰えていないから」
「昨年Aクラスの阪神、巨人の主戦力が退団、故障、不調となっているなか、ヤクルトは優勝時のメンバーを現状ほぼ維持したまま開幕を迎えられるから」

 確かに打撃陣は村上宗隆、山田哲人、青木宣親をはじめ、サンタナとオスナの両外国人も変わらず。新外国人投手のコールとスアレスの働きは未知数ながら、ブルペン陣が今年も健在なのは大きい。

得票率3位(19.5%)巨人

 得票率3位は巨人。分厚い選手層を裏付けに、ファンのコメントにもどこか泰然自若とした王者の風格が漂っていた。

「昨年は怪我人が多かったのに優勝争いできていたので、普通にいけば巨人が優勝だと思う」
「菅野が万全なら、戦力的には優勝筆頭だと思う」

 他球団ファンも、巨人の戦力分析については冷静である。

「私は巨人が嫌いなのだが、延長12回に戻るので、やはり選手層の厚さがものをいうと予想する」
「ヤクルトの連覇は考えにくい。阪神、広島は戦力の抜けが大きすぎる。中日、DeNAはまだ下積みと考えて、消去法で巨人」

 V奪回最大のキーワードは、昨季6勝に終わったエース・菅野の復活になりそうだ。

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著者プロフィール

1963年、兵庫県神戸市生まれ。上智大学在学中の85、86年、川崎球場でグラウンドガールを務める。卒業後、ベースボール・マガジン社で野球誌編集記者。91年シーズン限りで退社し、フリーライターに。野球、サッカーなど各種スポーツのほか、旅行、教育、犬関係も執筆。著書に『母たちのプロ野球』(中央公論新社)、『野球酒場』(ベースボール・マガジン社)ほか。編集協力に野村克也著『野村克也からの手紙』(ベースボール・マガジン社)ほか。豪州プロ野球リーグABLの取材歴は20年を超え、昨季よりABL公認でABL Japan公式サイト(http://abl-japan.com)を運営中。

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