連載:プロ野球クイズ

プロ野球クイズ<日本ハム編> 中日編の答えと解説も掲載

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中日クイズの答え・解説

中日クイズ20問、あなたは何問分かりましたか? 【写真は共同】

【問1】2017年、京田陽太が新人としては球団歴代1位のシーズン149安打を達成したが、それまで1位だった打者は?

1.立浪和義
2.江藤慎一
3.福留孝介
4.田尾安志

【答え】2.江藤慎一
【解説】京田は1年目の2017年に141試合に出場し、打率.264、4本塁打、36打点をマーク。149安打を放ち、江藤が1959年に記録した139安打の球団新人記録を塗り替えた。

【問2】柳裕也は、横浜高2年の夏に全国高校野球選手権神奈川大会決勝で登板したが、柳と投げ合った投手は?

1.青柳晃洋
2.松井裕樹
3.小笠原慎之介
4.望月惇志

【答え】2.松井裕樹
【解説】2011年7月29日、柳裕也は神奈川大会決勝で桐光学園高の1年生・松井と投げ合い、好投。横浜高は延長10回にサヨナラ勝利し、夏の甲子園出場を決めた。

【問3】中日でノーヒットノーランを達成したことがない投手は?

1.小松辰雄
2.山本昌
3.川上憲伸
4.野口茂樹

【答え】1.小松辰雄
【解説】山本昌は2006年9月16日阪神戦、川上は02年8月1日巨人戦、野口は1996年8月11日巨人戦でノーヒットノーランを達成している。小松はノーヒットノーランの達成こそないものの、85年に沢村賞を受賞。また、80年頃から普及し始めたスピードガンで最速記録を次々更新し「スピードガンの申し子」とも呼ばれた。

【問4】2021年の中日投手陣はチーム防御率12球団トップの成績を残した。登板試合数上位4人の組み合わせで正しいものは?

1.祖父江大輔−又吉克樹−藤嶋健人−谷元圭介
2.又吉克樹−福敬登−祖父江大輔−ライデル・マルティネス
3.福敬登−又吉克樹−祖父江大輔−橋本侑樹
4.又吉克樹−祖父江大輔−福敬登−藤嶋健人

【答え】2.又吉克樹−福敬登−祖父江大輔−ライデル・マルティネス
【解説】2021年の登板試合数上位4人は、又吉(66試合)−福(57試合)−祖父江(55試合)−R.マルティネス(49試合)。又吉の66試合はヤクルト清水昇に次ぐリーグ2位。

【問5】2020年2月28日から研修コーチとして参加した元外国人選手は?

1.宣銅烈
2.サムソン・リー
3.李鍾範
4.李炳圭

【答え】3.李鍾範
【解説】「韓国のイチロー」と言われた李鍾範は1998年から2001年途中まで中日に在籍。20年2月28日に研修コーチに就任し、9月まで参加した。

【問6】1981年8月26日の巨人戦、球史に残る伝説の珍プレー「宇野勝のヘディング事件」が起こるが、ショートを守る宇野へフライを放った打者は?

1.末次利光
2.淡口憲治
3.河埜和正
4.山本功児

【答え】4.山本功児
【解説】7回裏2死二塁、巨人の代打・山本はショート後方へポップフライを放つ。宇野は目測を誤りボールを頭に当てた。「珍プレーの元祖」として今でも語り継がれている。

【問7】1961年のルーキーイヤーに最優秀防御率、最多勝利、最多奪三振のタイトルを獲得した権藤博。その大活躍ぶりから「権藤、権藤、○、権藤」の言葉が流行した。○に入る言葉は?

1.雪
2.曇
3.雨
4.風

【答え】3.雨
【解説】権藤は1961年に35勝19敗、防御率1.70で新人王に輝くと、翌年にも最多勝のタイトルを獲得(30勝)。連投に次ぐ連投でチームの大黒柱となり、「権藤、権藤、雨、権藤」と言われた。

【問8】昭和最後の投手三冠を獲得した投手は?

1.三沢淳
2.西本聖
3.小松辰雄
4.鈴木孝政

【答え】3.小松辰雄
【解説】小松は1985年(昭和60年)に17勝、防御率2.65、172奪三振で投手三冠に輝いた。ちなみに平成最初は近鉄の野茂英雄(1990年)、令和初はソフトバンク・千賀滉大(2020年)である。

【問9】1962年に中日が獲得して話題を呼んだサイ・ヤング賞初代受賞者は?

1.ラリー・ドビー
2.ドン・ニューカム
3.ジーン・マーチン
4.ケン・モッカ

【答え】2.ドン・ニューカム
【解説】ドン・ニューカムは、ジャッキー・ロビンソンらと黒人メジャー選手のパイオニアとして活躍し、1956年に制定されたサイ・ヤング賞を獲得。二刀流の先駆けだったドン・ニューカムは、62年にラリー・ドビーとともに中日に入団。中日では外野手としてプレーしたが、1試合だけ投手として登板したこともある。

【問10】1969年10月10日、巨人の金田正一が通算400勝を達成した試合の中日の先発投手は?

1.権藤博
2.小野正一
3.星野仙一
4.板東英二

【答え】3.星野仙一
【解説】金田は1969年10月10日に通算400勝を達成し、その年に現役を引退。その試合の敗戦投手はプロ1年目の星野だった。星野は1969年の入団1年目に8勝を挙げた。

【問11】1976年から77年にかけて19連敗を喫した鬼門の球場は?

1.甲子園球場
2.神宮球場
3.後楽園球場
4.広島市民球場

【答え】3.後楽園球場
【解説】中日は1976年から77年にかけて後楽園球場の巨人戦で19連敗。後楽園球場が日本で初めて全面人工芝に張り替えられ、対応に苦しんだと言われている。

【問12】1986年に来日し、中日の4番を務めたことがあるゲーリー・レーシッチの実兄も日本のプロ野球でプレーした経験がある。どのチームに在籍していた?

1.大洋
2.広島
3.ロッテ
4.南海

【答え】2.広島
【解説】ゲーリー・レーシッチの実兄であるデーブ・レーシッチは1984年に来日し、広島でプレー。23試合に登板し3.18の防御率を記録した。

【問13】中日に初めてFAで入団した選手は?

1.武田一浩
2.川崎憲次郎
3.金村義明
4.谷繁元信

【答え】3.金村義明
【解説】中日に初めてFAで入団したのは1995年の金村。在籍2年で1本塁打、2年とも打率1割台に低迷し、97年に小野和義との交換トレードで西武に移籍した。武田は98年オフにダイエーから、川崎は2000年オフにヤクルトから、谷繁は01年オフに横浜からFA移籍。

【問14】日本プロ野球史上最年少出場記録を持つ中日OBは?

1.西沢道夫
2.服部受弘
3.古沢憲司
4.立浪和義

【答え】1.西沢道夫
【解説】「初代ミスタードラゴンズ」の西沢は、名古屋軍のテスト生として14歳でプロ入り。1937年9月5日、16歳と4日で公式戦初出場。いまだ史上最年少出場記録として残っている。西沢がつけていた背番号「15」は中日の永久欠番。

【問15】中日にはイニング最多本塁打2本を打った打者が2人いる。2016年のビシエドともう1人は誰?

1.落合博満
2.タイロン・ウッズ
3.大豊泰昭
4.大島康徳

【答え】4.大島康徳
【解説】大島は1972年8月2日ヤクルト戦と77年8月9日巨人戦の2度も、1イニング2本塁打の離れ業を記録している。

【問16】1990年のドラフト5位・森田幸一は1年目から活躍して新人王に輝いたが、同期入団のドラフト1位は?

1.近藤真一
2.与田剛
3.小島弘務
4.落合英二

【答え】3.小島弘務
【解説】小島は駒澤大を1年夏に中退し、社会人の住友金属に入社。1989年に西武がドラフト外で獲得するが、野球協約違反を問われ西武への入団が取り消しに。翌年に中日にドラフト1位指名を受けた。なお91年に新人王に輝いた森田は、50試合に登板し10勝3敗で防御率3.03、小島は24試合で6勝5敗、防御率3.60とともにルーキーイヤーからチームを支えた。

【問17】2018年9月28日にプロ野球史上初となる1000試合登板を達成した岩瀬仁紀。公式戦初登板は広島の打者3人に3連打を浴び1死も取れずに降板したが、打者の組み合わせで正しいのは?

1.緒方孝市−野村謙二郎−前田智徳
2.野村謙二郎−木村拓也−前田智徳
3.前田智徳−江藤智−金本知憲
4.木村拓也−金本知憲−ルイス・ロペス

【答え】3.前田智徳−江藤智−金本知憲
【解説】開幕戦の1999年4月2日広島戦、1点リードの6回表2死二塁のピンチで川上憲伸に代わりプロ初登板。岩瀬は前田、江藤、金本に3連打を浴びて逆転を許した。しかし当時の星野監督ら首脳陣は岩瀬を使い続け、岩瀬もこれに応えてリリーフの柱に成長していった。

【問18】1997年に開業したナゴヤドームで公式戦初の本塁打を放った中日の打者は?

1.山崎武司
2.レオ・ゴメス
3.アロンゾ・パウエル
4.立浪和義

【答え】4.立浪和義
【解説】1997年4月4日の横浜との開幕戦、1回裏に立浪が放った先頭打者本塁打が記念すべきナゴヤドーム第1号だ。第2号は同日のパウエル。試合は3対2で中日が勝利し、14年目にして初の開幕投手を務めた山本昌が白星を挙げた。

【問19】福留孝介がプロ初本塁打を放った投手は?

1.上原浩治
2.バルビーノ・ガルベス
3.佐々岡真司
4.ジェイソン・ハッカミー

【答え】2.バルビーノ・ガルベス
【解説】1999年4月16日、東京ドームで行われた巨人戦で、中日のドラフト1位ルーキー福留がガルベスからプロ入り初となる本塁打を放った。なおこの試合に勝利した中日は、プロ野球タイ記録の開幕11連勝を達成した。

【問20】ドアラが尊敬している芸能人は?

1.タモリ
2.加藤茶
3.ビートたけし
4.高田純次

【答え】4.高田純次
【解説】中日のマスコット「ドアラ」は、お笑いが好きでお笑い番組を頻繁に見る。尊敬する人は高田純次。

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