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コブラ最新作！「KING RADSPEED ワンレングスユーティリティ＆アイアン」をまとめて解説

スポナビGolf 2021年6月16日 8:00

【スポナビGolf】

米国コブラが2021年に新しく発表した「RADSPEEDシリーズ」。今回は「RADSPEED ワンレングスシリーズ」について、ティーチングプロの石井良介さんにその特徴や見解を語っていただきました。

RADSPEEDワンレングスシリーズ

今回のRADSPEEDのアイアンは、通常の長さバージョンとワンレングスバージョンの2種類発表して発売をしています。

RADSPEEDワンレングスアイアンについて

【スポナビGolf】

すべて7番アイアンと同じ長さで設計をされているのがワンレングスアイアンの特徴です。

コブラと契約しているブライソン・デシャンボー選手は2020年全米オープン初優勝して、独自のゴルフ理論で「科学者」の異名を持ちものすごい飛ばし屋として注目を浴びています。そんなデシャンボー選手がアイアンを同じ長さに揃えていることが話題になって、コブラが市販することになったようです。

実際ゴルフを始めた人が最初にぶつかる壁が、アイアンの番手で長さが違うためうまく打つことができないことだと思います。デシャンボーの考え方では1本の長さにクラブを統一して練習すれば、番手で飛ぶ距離を変えられると考えてワンレングスを採用しているそうです。

アプローチが苦手な人は前屈みになった状態で体をうまく使えず、手を使いすぎてる場合が多く、トップしたりする人がいます。7番アイアンの長さでアプローチをすると、トップとかダフリが少なくて簡単にアプローチできることに気づけるかもしれないので、これからゴルフを始める人には新しい発想としてあってもいいと思います。

【スポナビGolf】

ワンレングスアイアンの長さはセットで同じなんですが、コブラはユーティリティもアイアンと同じ長さで発売をしています。

【スポナビGolf】

普通の長さのユーティリティとRADSPEED ユーティリティと比べると長さが違います。

【スポナビGolf】

RADSPEEDのアイアンとRADSPEED ユーティリティは同じ長さなので、アイアンと組み合わせて同じスイングで打てるようになると思います。

これは結構革新的なことです。ゴルフの世界では今までずっと番手によって長さが違うのが当たり前だったので、こういう革新的な発想でどんどん進化していくのかなと感じています。そんな意味でも、このワンレングスを一度試していただきたいと思います。