名門・伏見工高の魂を今でも胸に… “花園”が日本代表・松田力也の原点
名門・伏見工高で育った経験が、今も松田を支えている 【撮影:長谷川拓司】
亡き父との約束を果たした花園への道
目の前に広がる華やかな舞台。松田はいつしかラグビーのとりこになり、花園は憧れの場所となった。そして、父親が花園に出場できず悔しい思いをしたことを知ると、「僕がお父さんを花園に連れて行ってあげるよ」と約束した。
すると、父親はまだ小学4年生の息子を全国屈指の強豪・京都市立伏見工業高校の夏合宿に連れて行き、高校生たちの練習に参加させた。日本一を目指す超ハードな練習。とてもじゃないが小学生がついていけるハズなどなかったが、それでも少年の心に突き刺さるものがあった。
「花園というのは、これだけつらい練習をしなければ行けないところなのか。どんなに苦しくても、このお兄ちゃんたちは花園を目指すのか」
松田にとって、花園は単なる憧れではなく、肌で感じてリアルに描ける目標となった。
そんな父子に、突然、不幸が襲った。
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