バイエルン、CL全勝優勝の軌跡 11試合43ゴールの圧倒的な攻撃力
8月24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝は、バイエルンがPSGを1-0で下し6度目の欧州王者に輝いた 【Getty Images】
グループリーグでの快進撃
この結果を受けて元トッテナムのギャリー・リネカーは「スパーズが7-2で負けたことなんて思い出せないね。事実ではないと思うよ」と自虐的なジョークを交えて大敗の感想を語っている。
しかし欧州の舞台では好調を見せていたバイエルンは一方でリーグ戦の成績が芳しくなかったことにより、ニコ・コバチ監督が11月に解任されてしまう。後任は暫定監督としてアシスタントコーチを務めていたハンス=ディーター・フリックが就任することとなった。
この監督交代がチームにどのような影響を与えるのか心配の声をよそに、ここからバイエルンの勢いはさらに増すことになる。
すでに勝ち抜けを決めた状態で迎えた第6節、アウェーのレッドスター戦ではエースのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが4ゴールを決める大活躍で6-0と完勝。不安の声をはねのけて見せた。