野手は森友哉がトップ 投手1位は…アナリストが選ぶ年間MVP<パ・リーグ編>
パ・リーグ投手部門:千賀滉大(福岡ソフトバンク)
【データ提供:データスタジアム】
パ・リーグ投手部門でトップとなった千賀。今季はノーヒットノーランを成し遂げるなど、シーズンを通して安定した投球を披露した 【写真は共同】
4位は、沢村賞候補にも名前が挙がった有原航平(北海道日本ハム)。過去4年間で37勝を挙げた実績を持つ有原だが、5年目の今季はさらにワンランク上の投手に進化したといえる。顕著なのが奪三振能力の向上で、今季はキャリアハイを大幅に更新する161奪三振を記録。特に、左打者へのチェンジアップ、右打者へのフォークが有効に機能し、この2球種で99個の三振を奪った。ベンチワーク次第ではあるが、今季は全て中6日以上を空けての先発だったため、長期連戦時に間隔を詰められれば、24先発、164回1/3という稼働量もさらに増やせるだろう。
(文:データスタジアム株式会社 野球アナリスト 佐藤優太)