今年の入札は「BIG3」に集約か? 西尾×小関×福田ドラフト鼎談2019

永松欣也

12人以外で挙げておきたい選手たち

霞ケ浦高・鈴木は角度のある直球が武器だが、1位候補にわずかに届かない理由として、投球フォームに課題があると指摘 【写真は共同】

――これでお三方が名前を挙げた選手は全員出てきましたが、それ以外でこの選手も挙げておきたい! という選手はいますか?

西尾 さっきチラッと名前の出た霞ケ浦高の鈴木ですね。広島の苑田聡彦スカウト部長は外れ1位候補と評価されているようですし。

小関 鈴木はずっと1位候補の12人に入れようか悩んだんですけどね。いろんな良さがあるのに打たれちゃうんですよね。

福田 履正社の子たちは、初戦で当たった鈴木と決勝で戦った奥川のボールの威力がすごかった、と言っていたらしいですけどね。

――野手の名前が今年はあんまり出てこないですね。

西尾 野手でいうと、国士舘大の高部瑛斗ですかね。結構上の順位で指名があってもおかしくないと思います。足も速いし、肩もいいし。

小関 安打量産機ですよね。

西尾 実績もあるので指名もしやすいですよね。二部リーグですけど、東都の二部は実力的に全然二部じゃないですから(笑)。何人かいる、今年の東京六大学のドラフト候補の野手より全然こっちの方がいいと思いますね。

福田 結構大きいのも打ちますよね。

西尾 そうなんですよ。パンチ力もついてきたんですよ。プロでいうと野間峻祥(広島)のような感じです。

――去年の近本光司(阪神)のように、いい選手なんだけど「お! 1位で行くのか」とサプライズで迎えられる選手はいますか?

小関 慶応義塾大の柳町達もいいんじゃないですかね。でも、いつも打球が逆方向ばかりなんですよ。

西尾 そうなんですよね。そこがちょっと物足らないですよね。柳町だったら、さっき名前を出した高部の方が「近本枠」にはまるかもしれないですね。

――ありがとうございます。それではこの辺で一旦締めさせていただきたいと思います。次回は1位候補では名前が上がらなかったけれども、お三方が注目している選手、そして隠し玉選手についてお話を伺います。

今年もドラフト候補について語り尽くす福田氏、西尾氏、小関氏(左から) 【スポーツナビ】

<次回は10月16日掲載予定です>

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著者プロフィール

1976年、大分県速見郡生まれ。サラリーマン生活を経て30歳からWEBスポーツ界へ。多くのスポーツサイトの企画・編集、ディレクションなどを経てフリーランスに。現在はWEBディレクションと並行して、少年野球、高校野球関連サイトの企画・編集・監修も務めている。

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