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高平慎士が考えるマイルリレーの起用法
世界大会で必要な「覚悟」とは?

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男子マイルリレーと混合リレーについて、課題点を挙げる高平さん
男子マイルリレーと混合リレーについて、課題点を挙げる高平さん【スポーツナビ】

 5月の世界リレーでは、2004年アテネ五輪に並ぶ世界大会最高順位となる4位に入った男子4×400メートルリレー(マイルリレー)。27日開幕のドーハ世界選手権でも上位入賞が期待されるが、専門家はどのように見ているのだろうか。2008年北京五輪の4×100メートルリレー銀メダリストで、2014年アジア大会の4×400メートルリレーを制した高平慎士さんに話を聞いた。(取材日:9月3日)

世界と戦うのは「現実的には厳しい」

 男子のマイルリレー組では、ウォルシュ・ジュリアン選手(富士通)が1日の富士北麓ワールドトライアルで45秒21の自己ベストを出して、個人の400メートルにも出場できるようになったことは、本当に良かったと思います。あの連戦の中であのタイムを出せたというのは素晴らしいですし、チームリーダーとしての立場を明確にする走りでした。

4×400メートルリレーではウォルシュ・ジュリアンに期待がかかる
4×400メートルリレーではウォルシュ・ジュリアンに期待がかかる【写真:松尾/アフロスポーツ】

 ただマイルの場合は世界リレーで4位に食い込んだとはいえ、今の日本チームが世界と戦うというのは現実的には厳しいものがあります。各選手の自己ベストを見てもジュリアン選手以外は45秒台でも後半ですし、そもそも候補選手に飯塚翔太選手(ミズノ)や山下潤選手(筑波大)のような200メートルを専門にする選手が入っている現状に危機感を感じます。

折山淑美

1953年1月26日長野県生まれ。神奈川大学工学部卒業後、『週刊プレイボーイ』『月刊プレイボーイ』『Number』『Sportiva』ほかで活躍中の「アマチュアスポーツ」専門ライター。著書『誰よりも遠くへ―原田雅彦と男達の熱き闘い―』(集英社)『高橋尚子 金メダルへの絆』(構成/日本文芸社)『船木和喜をK点まで運んだ3つの風』(学習研究社)『眠らないウサギ―井上康生の柔道一直線!』(創美社)『末続慎吾×高野進--栄光への助走 日本人でも世界と戦える! 』(集英社)『泳げ!北島ッ 金メダルまでの軌跡』(太田出版)ほか多数。

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