【少年野球】スパイク・トレーニングシューズはこうやって選ぶ! おすすめモデル5選

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【写真:C-NAPS編集部/撮影協力:富士ベースボール】

 少年野球のチームに参加して「さあ野球を本格的に始めるぞ!」となったときに必要になるのが野球専用のシューズやスパイク。スパイクの底についている突起(少年野球では主に樹脂製、中学以上は一般的に金具)がグラウンドの土をしっかりととらえることで、「打つ」「投げる」「走る」といった、各プレーの動作をより力強く行えるようになるため、上達にもつながります。それだけでなく、グラウンドで足が滑ってしまうといった不用意なケガを防ぐ目的でも、重要な野球道具と言えるでしょう。

 今回は少年野球の選手におすすめのスパイクやウォーミングアップなどで活躍するトレーニングシューズを紹介していきます。野球専門店「富士ベースボール」にも選び方のポイントを伺ってきました。

少年野球のスパイク・シューズは頻繁に買い替える

 成長期の小学生は、足が大きくなるペースも速いです。そのため「どうせ成長するんだし、ちょっと大きめのサイズを買っておこう」と考えてしまいがちですが、これはNG。自分の足に合っていないサイズのスパイク・シューズを履くと、靴のなかで必要以上に足が動いてしまったり、踏ん張るために無意識に指を丸めてしまったりするので、靴ズレなどケガの原因になります。

 当然、動きづらくなるため思ったようにプレーができない、試合で実力を発揮できないといった事態につながりかねません。そのため、できれば購入の前に試着することをおすすめします。「サイズ変更の際の往復送料無料」などのサービスを行っている店舗もありますので、積極的に活用していきましょう。

<専門店のコメント(富士ベースボール代表 渡邊さん)>
「スパイク・シューズは、まずはサイズですね。ぴったりと自分の足に合ったサイズを選ぶこと、合わなくなったら買い替えること。これですね。小学校高学年になってくると1年に2〜3足買い替えることも少なくありませんので、大きめを買う必要もないと思いますよ。

 それから、少年野球の場合(特に低学年)は、地域や環境にもよりますが、スパイクではなくトレーニングシューズを選ばれるケースが増えていますね。必ずしも土のグラウンドで練習しませんからね。どこで練習するのかを考慮して選ぶことも大切です。

 あとはチームでカラーが統一されていることも多いので、『マジックベルトなのかヒモなのか』という選択になります。小学校低学年の場合、ヒモを結べない子も多いのでマジックテープ(ベルトタイプ)が主流。マジックテープも1本タイプ、2本タイプ、3本タイプなどメーカーによって考え方が違うので自分に合ったものを選んで欲しいです」

ミズノ(MIZUNO) セレクトナイン 11GP1720

 ミズノから発売されている少年野球選手をターゲットにしたスパイク。こだわりは地面に接するソール(靴底)のパーツ配置。野球の動作において重要になってくる母指球部分を別パーツにすることで、より踏ん張りが効き、より良いプレーにつながります。また、定番の黒だけでなく、ホワイト×ネイビー、ホワイト×レッドなど全6色のカラーバリエーションも魅力。チームカラーとスパイクの色を合わせることの多い少年野球のニーズにもマッチしています。

ミズノ [セレクトナイン ポイントスパイク] 11GP172000 ブラック×ブラック 21.0cm
4,000円ほか

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ミズノ(MIZUNO) セレクトナインJr 11gp1721

 続いて紹介するスパイクもミズノ。大きな特徴のひとつが、一般的なヒモ式ではなく、トレーニングシューズのようにマジックベルト式を採用している点。ひとりでヒモを結ぶのがむずかしい低学年の選手の「最初の一足」としてもおすすめです。23センチまでサイズ展開があるので、中学年、高学年の選手の選択肢にもなります。「練習や試合中にヒモがほどけるのが気になる」と感じている選手は、このベルト式を試すのもアリでしょう。

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4,230円ほか

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アシックス(asics) スターシャイン ローカット ジュニア

 イチロー選手(元シアトルマリナーズ)など、バットやグラブは他のメーカーを使用していても、「シューズだけはアシックス」にこだわる選手が多くいます。スパイクなどの各種シューズに定評のあるアシックスですが、少年野球も例外ではありません。ソールは樹脂ポイント式、着用はヒモ式とベーシックな使用で、カラーは全6色。少年野球で多く使用されるホワイトベースが3色あるだけでなく、他のメーカーではなかなか見かけないロイヤルブルー主体のモデルもそろえています。チームで指定されているカラーに合うスパイクを探している方、質の高いスパイクを求めている方に検討してほしい一品です。

ゼット(ZETT) グランドヒーロー ポイント BSR4266

 ZETTの定番スパイクである「グランドヒーロー」。少年野球の選手向けに金具ではなく、ポイントタイプのものも発売されています。ZETTのスパイクはやや幅広に作られています。足の幅が広く、他のメーカーのスパイクを試着したときに「サイズは合っているはずなのに、なぜかしっくりこない」と感じたことのある方は一度試してみてはいかがでしょうか。カラーも定番のものを網羅しており、選びやすくなっています。

アシックス(asics) スターシャインTR トレシュー アップシューズ SFT301

 こちらはスパイクではなく、ウォーミングアップなどで着用するトレーニングシューズタイプのもので、「アップシューズ」とも呼ばれます。一部例外はありますが、スパイクと異なり、マジックテープで固定するタイプが多く販売されています。ソールはやや短めの突起がついているものが多く、スパイクほどではありませんがグラウンド上でのグリップ力もあります。公園やアスファルトの上での自主練習などにも適しているシューズなので、スパイクと合わせて一足所有していると便利です。

野球 ジュニア用 18cm トレーニングシューズ アシックス スターシャインTR トレシュー アップシューズ マジックテープ SFT301 シューズ刺繍可(S)
3,314円ほか

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少年野球のスパイク・シューズは頻繁に買い替える

 グラブ、バットに並ぶ主要な野球アイテムであるスパイク。守備のときにのみ使用するグラブ、攻撃のときに使用するバットの2つとの大きな違いは、「常に着用している」ことです。走塁だけでなく、攻撃と守備にも大きく関わるのは、スパイクのみが持つ特性です。そのスパイクが足を引っ張るのではなく自分を助けてくれる存在となるよう、入念にこだわって選びたいものです。

【企画編集:C-NAPS編集部/取材協力:富士ベースボール】

【C-NAPS編集部】

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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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