【コベルコ神戸スティーラーズ/NTTリーグワン2024-25第2節に向けて】 今シーズン初勝利を目指して、前節から先発4選手を入れ替え いざ、ホストゲーム開幕戦へ!

コベルコ神戸スティーラーズ
チーム・協会

日本代表のFLコストリー、ジャッカルが得意なFLポトヒエッター、ケガから復帰のパワフルランナーWTBモエアキオラ、安定感を増すベテランFB山中(写真中央)が今シーズン初先発出場。また、リザーブに入ったFLファカタヴァ(写真左)は古巣との一戦だ。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

敵地で行われた静岡ブルーレヴズとの初戦をノーサイド直前にトライ&ゴールを許して逆転負けを喫した神戸スティーラーズ。第2節はノエビアスタジアム神戸にて開催のホストゲーム開幕戦だ。対戦するのは2季連続でプレーオフに進出し、今季、チーム史上初の頂点を狙う横浜キヤノンイーグルス。昨季の対戦は27-31で辛勝も、リーグワンになってからの対戦成績は2勝3敗と負け越している。今季、横浜Eは初戦で昨季の覇者、東芝ブレイブルーパス東京と対戦。前半は南アフリカ代表のSHデクラークと日本を代表するSO田村が巧みにゲームをコントロールし、相手が武器とする接点でも圧力をかけて試合を優位に進めるも、後半、反撃を受けて最終スコア21-28で勝利を逃した。今節は互いにとって負けられない一戦だ。神戸Sは前節から先発メンバー4選手を入れ替えてタフな戦いに臨む。前節ではディフェンスでの激しさが光るも、アタックでの精度が欠けていた。課題を修正し、地元神戸で今季初勝利を飾る。(取材日:2024年12月27日)

今節に出場すればリーグ戦通算100試合を達成する横浜EのFL嶋田とは古巣に所属していた時から仲が良いというサウマキ。「嶋田には悪いですが、神戸が勝ちます!」と気合を込める。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

NO8サウマキ アマナキ
「古巣との試合はやはり特別です。負けたくないですし、成長したところを見せたいという気持ちが強いです。今シーズンは秋に日本代表のヨーロッパ遠征に参加し、テストマッチに出場する機会はなかったですが、強度の高い練習を経験して、フィジカルもスキルもレベルアップできました。それをリーグワンで見せたい。ただ、前節は持ち味であるボールキャリーをなかなか見せることができなくて…。横浜EのFWはフィジカルが強く、スクラム、モールでプレッシャーをかけてきます。そこでしっかり対応して、相手の思い通りにさせないようにしないといけません。チームとして1週間準備してきたことをやり切ることが重要です。個人的には前節に見せられなかったボールキャリーでチームに勢いをもたらして、ディフェンスでも前に出続けて勝利に貢献したいと思います」

SHデクラークとはお互いに先発で対峙するのは初めて。「プレーが予測不能なのでやりにくさはあります」と警戒する。日本屈指のSHと南ア代表の小さな巨人の対決にも注目だ。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

SH日和佐 篤
「前節は敗れましたが、ディフェンス面はこれまでやってきたことを出せましたし、決して悪いところばかりの試合ではありませんでした。今節に向けて課題であったラストパスの精度や、カード2枚が出てしまったタックルの高さはそれぞれが自覚し、練習で取り組んでいます。もちろん、相手である横浜Eは簡単に倒せる相手ではありません。SHデクラークは何をしてくるかわからない予測不能の動きをしてきますし、FWも強力です。神戸Sとしては前節同様に良いディフェンスをして、アタックでは相手からプレッシャーがかかる中でもしっかり取り切りスコアを重ねていく。プレシーズンからやってきたことをどれだけ精度高くできるかが鍵になってきます。ホストゲーム開幕戦で皆、気合いが入っていますし、スティールメイツの前で勝ち切りたいと思います」

昨シーズンはフィットネスの数値も上がり、最高に仕上がった状態での大怪我だったため「かなり落ち込んだ」という。昨シーズンの悔しさを晴らすような活躍に期待大! 【コベルコ神戸スティーラーズ】

WTBアタアタ・モエアキオラ
「初戦は途中出場し、アタックの面でチームにインパクトを与えたかったのですが、そういう場面がなかなかなくて…。しかも、逆転負けという結果に終わって残念で仕方がありません。今節はチームの競争が激しい中で先発出場を勝ち取ることができました。昨シーズンは開幕前の練習試合で怪我をし、まったく試合に出られなかったので、地元神戸で行われる試合への出場は、NTTリーグワン2022-23第12節以来1年9ヶ月ぶりとなります。楽しみですし、元気に走り回ってトライを取る姿を見せたい。ワークレートも上がっているので、ボールを持っていないところでもチームの力になれるよう頑張ります!」

今シーズン初出場となった山中。「自分の役割を全うするだけです!」と気合十分で横浜E戦に臨む。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FB山中 亮平
「初戦は取り切るところでスコアできなかったですし、相手に勢いがあったように思います。悔しい敗戦になりましたが、次に向けて気持ちを切り変えて準備をしてきました。相手はSO田村がキックをうまく使いながらゲームを作ってきます。ハイパントキックも多くなると思うので、そこで自分たちのチャンスに変えられるようにしないといけません。今シーズン初先発になりますが、FBとして自分の役割を全うして勝利に貢献したい。特に今節はホストゲーム開幕戦です。しかもノエビアスタジアム神戸。観客席との距離が近く声援もよく聞こえるので、スティールメイツの応援を力に変えて今シーズン初勝利をお届けしたいと思います」
12月29日(日)14:30KICK OFF NTTリーグワン2024-25第2節
会場:ノエビアスタジアム神戸
■横浜E戦登録メンバー
1髙尾 時流
2ジョージ・ターナー 
3前田 翔
4ジェラード・カウリートゥイオティ
5ブロディ・レタリック(共同キャプテン)
6ティエナン・コストリー 
7ヴィリー・ポトヒエッター
8サウマキ アマナキ
9日和佐 篤
10李 承信(共同キャプテン)
11松永 貫汰
12ラファエレ ティモシー
13マイケル・リトル
14アタアタ・モエアキオラ
15山中 亮平
16北出 卓也
17カウヴァカ・カイヴェラタ
18山下 裕史
19ソセフォ・ファカタヴァ
20今村 陽良
21中嶋 大希
22ナニ・ラウマペ
23山下 楽平

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著者プロフィール

兵庫県と神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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