波乱傾向強いフローラSの狙いどころは? 前走500万下、関東馬が穴のキーワード
ここ5年、高配当が連発しているレース
フローラS近5年の上位3着以内馬一覧
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
上位馬の人気を見ると、15年以外は10番人気以下の人気薄が毎年1頭は3着以内に入っている。昨年は13番人気パイオニアバイオが2着に激走し、馬連万馬券となった。14年には3着に13番人気マイネオーラムが入り、3連単108万8940円の大波乱。3連単は近5年中4年が10万円以上の配当となっており、波乱傾向が強い一戦だ。
フローラS出走馬の所属別成績(過去5年)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
対して、関東馬は16年チェッキーノの1勝のみ。ただし、昨年は2着・3着に来るなど、毎年1頭は3着以内に入っている。3着以内馬7頭中3頭がいずれも13番人気と人気薄の激走が目立ち、複勝回収率も100%を超えている。
フローラSの前走クラス別成績(過去5年)
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
その他ではオープン特別組が16年チェッキーノ(前走アネモネS1着)の1勝。経験で優位に立つはずの前走重賞組からは勝ち馬が出ておらず、波乱の要因のひとつとなっている。なお前走G3組からは2・3着馬が計4頭出ているが、そのうちの3頭は前走フラワーC組だった。
また、未勝利戦組からは昨年2着のパイオニアバイオしか好走馬が出ていない。