穴馬にも要注意! ファルコンSの狙い方 新中京1400データ分析から導く馬券攻略
前走クラス、主なレース別成績
表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
複勝率が高いのは前走G1、G3組で、JRA重賞組の合計では【3.5.4.24】複勝率33.3%、複勝回収率119%になる。ほかに、好走確率は低めながらも、500万条件組も好走馬6頭を輩出している。
前走重賞からの好走馬
表6 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走オープン特別からの好走馬
表7 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走500万条件出走馬の成績
表8 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
以上、中京新コースで施行されたファルコンSの傾向をまとめてきた。最後に挙げた、前走500万条件なら特別戦より同距離の平場戦組が優位、という点は特に注意が必要だろう。重賞組なら、直近の成績よりも、前々走以前の実績に注目したい。また、表2で触れたように、穴馬が1頭絡むように買い目を組み立てたい一戦だ。
文:浅田知広(あさだ ともひろ)
1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。