ベイ2年目右腕、飛躍の鍵はオープナー導入? アナリスト推薦!「この若手に注目」
DeNAの2年目右腕・阪口。昨秋のU−23ワールドカップでも好投した有望株だ 【写真は共同】
しかし、今季初の対外試合となった2月16日の東京ヤクルト戦で、ラミレス監督が先発に指名したのは1軍デビュー前の阪口だった。この日は初回こそ同級生の村上宗隆に2点適時打を浴びたが、2回は無失点に抑えてマウンドを降りるという、まずまずの内容だった。
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【データ提供:データスタジアム】
ピッチングスタイルを見ると2軍で記録した奪三振率は6.91と平均的な数字で、決して三振を量産するタイプではない。そしてこの傾向は、今年に限れば劇的には変わらないと考えられる。というのも、1991年以降の2軍を対象に19歳と20歳シーズンの両方で50投球回以上に登板した投手は計35名いるが、前年から奪三振率が1.50以上改善したケースは5件しかないからだ(表1)。
では、阪口の長所はどこにあるのか。
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