阪急杯は前走負け馬がオイシイ狙い目 データ推奨は0秒5差以内の惜敗
阪急杯の前走レース別成績(過去10年)
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
なお、前走がJRAのG1だった馬はのべ【0.0.2.12】で連対馬が出ておらず、複勝率14.3%と不振傾向にある。
阪急杯の前走人気別成績(過去10年)
表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
なお、前走6〜9番人気だった馬は12年マジンプロスパー(前走6番人気)ら3勝をあげているが、前走10番人気以下だった馬からは連対馬が出ていない。
阪急杯の前走着差別成績(過去10年)
表6 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
黄色で強調したゾーンで過半数の6勝をあげ、3着以内馬17頭と全体の過半数を占めている。特に前走勝ち馬から0秒3〜0秒5差だった馬は一昨年のトーキングドラムら4勝と勝ち星が多い。11年の勝ち馬サンカルロも前走阪神C6着で勝ち馬とは0秒4差、阪急杯では差し切って勝利してみせた。これら前走0秒5差以内で惜敗した馬を積極的に狙っていきたい。
今年の阪急杯(特別登録段階)では、前走阪神C組からは勝利したダイアナヘイローよりも僅差の2着ミスターメロディ、3着スターオブペルシャをデータからは上位に評価したい。
文:ケンタロウ(けんたろう)
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。