レアル・ベティスは5日に行われたラ・リーガ第34節の試合でオサスナと対戦し、アウェイで2-0の勝利を収めた。

4連敗を止めたあとは2勝1分けと順調に勝ち点を重ねているベティス。6位を争うレアル・ソシエダが土曜日の試合に勝利しており、勝ち点差を守るためポイントを重ねていきたいところ。前節ダービーで貴重なPKを決めたイスコは警告累積で出場停止となる。

前半23分、オサスナが左サイドから上げたクロスに中央でホン・モンカヨラが飛び込む。ボールに合わせようと高く上げた右足は、ヘディングでのクリアを試みたフアン・ミランダの顔面を直撃。モンカヨラには一旦イエローカードが出されたが、VARチェックを経て一発レッドカードに変更された。

数的優位に立ったベティスは前半40分に均衡を破ることに成功。右サイドのユスフ・サバリからのクロスが相手DFに当たってゴール前へ浮き上がり、ペナルティエリア中央に落ちてきたところにアジョセ・ペレスが右足ボレーで合わせてGKの下を抜いた。

さらにベティスの勢いは止まらず、前半のうちに追加点を奪う。アディショナルタイムの45＋3分、左サイドでDFを振り切って抜け出したウィリアン・ジョゼがエリア内の深い位置へ持ち込み、ゴール前を横切らせたマイナスのクロスに、逆サイドからフリーで走り込んだパブロ・フォルナルスが滑り込みながら合わせた。

後半はオサスナにクロスバーやポストを叩かれるなど反撃も許したが、無失点に抑えて逃げ切り。残り4試合となり、ソシエダと2ポイント差での7位という状況は変わっていない。