ダービー馬の全弟を撃破サトノウィザード 父ロードカナロアのスター候補に★7つ

競馬専門紙「優馬」

強敵にハナ差で競り勝ち2戦目V アドマイヤスコール

2戦目で勝ち上がったアドマイヤスコール(青帽)(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

10/13(土) 東京3R 2歳未勝利 芝1800m
アドマイヤスコール 牡 馬体重:474kg(-2)
★★★★★★ 6点
騎手:M.デムーロ 厩舎:(美) 加藤征
生産:レイクヴィラファーム
馬主:近藤利一
父:ディープブリランテ
母:ピンクプルメリア(Caerleon)

 やや立ち遅れ気味のスタート。行き脚がついてすぐに挽回したが、外から2着馬ソルドラードが交わしに来たので、これを行かせて目標にする形でレースを進める。ラスト200mで2頭のマッチレースになると、最後は勝負強く交わし切った所がゴール。レースのラスト2Fが11秒0−11秒3と上々の数字。ダービー馬レイデオロの半弟を破り、今後が楽しみになった。

馬体診断
 デビュー戦の時からマイナス2キロだが、馬体に数字以上の締まりが出て、一度レースを使った上積みを十分に感じる仕上がり。歩様にもメリハリが出て、その辺りもレース内容が一変した要因のひとつ。シルエットは中距離馬のそれだが、もう少しトモの成長が欲しくもあり、現状では軽い馬場向きか。

血統診断
 母はデビューが遅れ、3歳12月にダート1700mの500万で初勝利。その後は芝1400m〜2000mで4勝をマークし、準OPまで出世した。父は日本ダービー馬。母父Caerleonは仏ダービーを制し、種牡馬としてもフサイチコンコルド(日本ダービー)を出すなど、日本との相性も良い。中距離戦で好位からスピードを生かす形が理想だろう。

馬券の狙い目→多頭数のレースで馬群を捌くという点に課題は残るが、芝の中距離戦ならコースを問わず走れそう。能力は確かでクラスが上がっても通用する。

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著者プロフィール

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