セレッソ大阪【J1リーグ第12節 C大阪vs.G大阪】「誰もが勝利しか見ていない」(奥埜)大阪ダービー。勝って、成長スピードを上げる

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【CEREZO OSAKA】

レオ セアラの6試合連続ゴールで追い付き、1-1の引き分けに終わった前節の北海道コンサドーレ札幌戦から中2日。セレッソ大阪は、敵地に乗り込み、ガンバ大阪との大阪ダービーに臨む。現在、3試合未勝利のセレッソとしては、ここで宿敵を叩き、成長スピードを再加速させていきたい一戦だ。

3試合ぶりの勝利を目指した前節の札幌戦は、立ち上がりに主導権を握るも、この時間帯で先制できずにいると、27分に失点。後半に選手交代も含めて盛り返した時間帯で同点に追い付き、その後も逆転を目指して攻め込んだが、勝ち越すことはできず、ホームで2試合連続でのドローとなった。負けなしが8試合で止まった第9節の名古屋グランパス戦から、3試合勝利より遠ざかっているが、いずれの試合でもゴール期待値で相手を上回るなど、今季取り組んでいる攻撃的な姿勢は出せている。ただし、いずれの試合も先制されていることが試合を難しくしている要因であり、「良い時間帯で先制すること、相手の時間帯になっても、しっかり守備でゲームをコントロールして、再び自分たちのゲームに持っていくこと」(小菊昭雄監督)が大切になる。そうした我慢強い戦いが開幕からの8戦負けなしにもつながっていただけに、今一度、原点に戻って試合を進めていきたい。また、失点の中身を見ると、セットプレーやロングボールを処理した後のセカンドボールから喫しているだけに、そうした一つ一つの守備対応や、細部の準備を徹底する姿勢を改めて強く持ちたい。

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ただし、内容そのものは決して悲観する必要はなく、大きな方向性としては「ブレずにやっていくことが大事」(登里享平)であることは間違いない。現在のチームについて奥埜博亮は、「毎試合、出た課題、良かった点を把握しながら少しずつ成長している」と話し、「いかに自分たちが良い時間帯に点を取れるか、苦しい時間帯で耐えるか。そういうところが大事になる」と勝利に向けたポイントを挙げる。小菊監督が就任以降、リーグ戦での大阪ダービーは5連勝中と相性の良さを誇るが、毎試合、一進一退の拮抗した展開になっている。特に一昨年、昨年とアウェイでの大阪ダービーは、決勝点はいずれも後半アディショナルタイムに生まれている。今節に関しても、最後のワンプレーまで魂を込めて戦い抜くことが、勝点3にもつながっていく。「誰もが勝利しか見ていない。勝つために全ての力を注ぐ試合」と大阪ダービーの重要性を表現した奥埜だが、まさにチーム全体で勝利への思いを強く持ち、ピッチで表現することで、勝利を手繰り寄せていきたい。

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