おすすめドラフト候補【西武編】
流出に備え投手陣の“手当て”が優先

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 10月25日に行われるプロ野球ドラフト会議。今夏の甲子園を沸かせた高校生だけでなく、大学、社会人にも目玉候補がめじろ押しだ。アマチュア野球を中心に年間約300試合を取材する西尾典文氏が、各12球団に推薦したいドラフト候補を紹介する。

10年ぶりのリーグ優勝に輝いた西武。けん引したのはその強力打線だ
10年ぶりのリーグ優勝に輝いた西武。けん引したのはその強力打線だ【写真は共同】

 開幕直後に首位に立ち、最後までその座を譲ることなく10年ぶりのリーグ優勝を飾った西武。12球団でもダントツの得点をたたき出した強力打線が最大の武器だが、その一方でチーム防御率はリーグ最下位と投手陣は安定感を欠いた。


 特に深刻なのがリリーフ陣。シーズン途中で加入したヒース、マーティンの二人の外国人がいなければこの順位にいられたかどうか。先発陣もエース菊池雄星のメジャー移籍が濃厚と言われており、さらに弱体化する恐れもある。


 野手も気がかりなのが主力の流出だ。山川穂高とともにポイントゲッターとして打線をけん引した浅村栄斗がFA権を取得しており、シーズン中から他球団が調査と報道されている。また長年チームの看板だった中村剛也と栗山巧の二人ももはや全盛期とは言い難い。レギュラー陣全体の平均年齢が徐々に高くなってきており、世代交代の準備が必要な時期に差し掛かっている。

まずは投手陣の補強を

 今年の成績を見ると、まずは投手を補強したい。ポイントは菊池の穴埋めとリリーフ整備の二点だが、サウスポーは昨年1位で入札して外した田嶋大樹(JR東日本→オリックス)のような目玉は不在なだけに、1位はリリーフ投手優先が現実的だろう。

西尾典文
西尾典文

1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

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