【RIZIN】今年最大の注目試合に臨む那須川天心 堀口と「誰もが憧れる試合をしたい」

長谷川亮

今年一番の注目カード、堀口恭司戦に臨む那須川天心にインタビュー 【写真:チナスキー】

 総合格闘技イベント「RIZIN.13」が9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催される。

 同大会では今年の日本格闘技界最大の目玉カード、“神童”那須川天心vs.初代RIZINバンタム級王者・堀口恭司によるキックボクシングルールでの一戦が行われる。キックボクシングでは26戦全勝20KOという圧倒的な戦績を誇る天心に対し、MMAでは昨年末のRIZINバンタム級トーナメントを制して“最強”を示した堀口。今回は堀口が天心の土俵に上がる形で、対戦が実現した。

 立ち技での実績では天心が上回るが、空手のルーツを持つ堀口が、その格闘センスでどれだけ“神童”を追い詰められるか。

 今回は試合を目前に控えた那須川天心に話を聞いた。

山中慎介さんのトレーナーと特訓

この夏は練習漬けだったと語る天心。堀口戦へ懸ける思いは強い 【写真:チナスキー】

――今年は特に暑い夏でしたが試合へ向けどのように過ごしましたか?

 自分的にやっぱりいろいろな意味で熱かったですね。格闘技もそうですし、気温もそうですし、夏らしいことはできていないですけど、これに懸けてきたというか。この試合のために今までRIZINに出てきたのかなという感じはします。

――練習漬けの夏だったのでしょうか?

 もう本当に練習しかしていないです。学校も卒業して、今はやっとサイクルが落ち着いてきたというか。昨年まであった学校の時間を今は上手く活用できています。前は練習を昼と夜にやっていたんですけど、今は朝と夕方にまとめてやっています。その方が疲労も抜けますし、効率的に練習できるというか。調整もしやすいし体調もいいです。

――夏の間はシンガポールのメガジム「EVOLVE」へまた練習に行かれていたようですね。

 元々堀口さんと決まる前から行く予定で、元は2週間だったのですが、堀口さんとやるということで1週間にしました。やっぱり堀口さんみたいなタイプが「EVOLVE」にもいないので、1週間に縮めて日本でもうずっとやっています。やっぱり父親とやったりもできますし、あとはボクシングトレーナーの葛西(裕一)さんとものすごく作戦を立てていて、それがすごくハマるんじゃないかなというのがあります。

――元ボクシング世界バンタム級王者の山中慎介さんのトレーナーであった葛西さんには以前から指導を受けていたと思いますが、今はその回数を増やしているのでしょうか?

 今は増やしていて、週に2回以上は必ず葛西さんと練習をしています。感覚も研ぎ澄まされている感じで全然いいです。葛西さんは教え方が独特というか、考え方や発想の仕方が普通と違うのが多いんです。

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著者プロフィール

1977年、東京都出身。「ゴング格闘技」編集部を経て2005年よりフリーのライターに。格闘技を中心に取材を行い、同年よりスポーツナビにも執筆を開始。そのほか映画関連やコラムの執筆、ドキュメンタリー映画『琉球シネマパラダイス』(2017)『沖縄工芸パラダイス』(2019)の監督も。

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