ジャスタウェイ産駒の「天使」ラミエル 洋芝◎のアドマイヤリーブラが★5つ獲得

競馬専門紙「優馬」

少頭数でも勝利の価値は大 アドマイヤリーブラ

8/26(日) 札幌1R 2歳未勝利 芝1800m
アドマイヤリーブラ 牡 馬体重:454kg(-4)
★★★★★ 5点
騎手:モレイラ 厩舎:(栗) 梅田
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤利一
父:ハービンジャー
母:アドマイヤキュート(キングカメハメハ)

 5頭立てとなった未勝利戦。それでも初戦3着の本馬の他に前走2着馬が2頭と、決してレベルは低くなかった。スタートの出は良かったが、少し躓いたこともあり、道中は3〜4番手のイン。4角で大外に持ち出すと、グイグイ伸びて差し切り勝ち。稍重の馬場でラスト2F12秒0−12秒0は評価できるし、2着馬が初戦でカウディーリョ(★6つ)の2着ならレベルの裏付けも十分。

馬体診断 
 全体的に成長の余地があるのは確かだが、シッカリとした骨格や力強い後肢の運びなど、素材の良さをパドックで目立たせていた。450キロ台の馬体重だが、パワーを感じさせ、洋芝や渋った力の要る馬場での強さがありそう。坂の有無、コースを問わず芝1800〜2000mが適条件だろう。

血統診断
 母はダートの中距離で3勝。その母の1歳上の半兄にグランプリボス(朝日杯FS、NHKマイルC)がいる血統。父&母父の組合せからはモズカッチャン(エリザベス女王杯)、母母父の系統まで同じということであればブラストワンピース(毎日杯)が該当する。モズカッチャンが札幌記念で僅差の3着したように、洋芝の中距離戦は絶好の条件とも言える。

馬券の狙い目→完成するのは古馬になってからかもしれないが、洋芝で行われる函館・札幌の芝1800m〜2000mが最大の狙い目と言えそう。

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