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競馬専門紙「優馬」

父・兄に続いて世界に羽ばたくか アドマイヤジャスタ

断然人気に応えたアドマイヤジャスタが2戦目で勝ち上がり(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

7/22(日) 中京1R 2歳未勝利 芝1600m
アドマイヤジャスタ 牡 馬体重:506kg(-2)
★★★★★★★ 7点
騎手:福永 厩舎:(栗) 須貝
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤利一
父:ジャスタウェイ
母:アドマイヤテレサ(エリシオ)

 初戦と同様に出遅れたが、すぐ挽回して道中は中団で折り合いに専念する形。勝負所で迷わず大外を選択し直線を向くと、1頭だけ違う脚色であっという間に先頭に立った。最後は2馬身半の差をつけ、2戦目での勝ち上がり。ラスト2F11秒2−11秒6という数字も評価でき、能力の高さを示したと言える。

馬体診断
 初戦からマイナス2キロとなる506キロで出走。馬体的にはもう少し締まって欲しいところだが、いい意味で余裕があるとも言える。歩様に力強さが出て気合乗りも良化していたのが印象的。初戦(1800m)からの距離短縮で勝ち上がったが、胴長で距離は延びてもOKだろう。スケール感があって見栄えのする好馬体で今後が楽しみ。

血統診断
 母は芝1200m〜1800mで計5勝。半兄アドマイヤラクティ(父ハーツクライ)はコーフィールドC(豪GI)やダイヤモンドS(GIII)など、長距離戦で活躍。母父エリシオは凱旋門賞馬だが、母の父としてサダムパテック(マイルCS)もいて血統的な融通性はある。本馬は父がジャスタウェイということでマイル〜中距離への適性が高く出そう。

馬券の狙い目→優れた瞬発力が武器。距離は延びてもOKだが、ゆったり運べて決め手の生きる東京コースや京都・阪神の外回りコースが理想的。

先週の新馬・未勝利勝ち その他(5点以下)

7/21(土) 福島5R 2歳新馬 芝2000m
ボスジラ 牡
★★★★★ 5点
※全兄にマウントロブソン(スプリングS)がいる良血。力で捻じ伏せる強い勝ちっぷりで、まだまだ上積みも見込めそう。ただ、キレ味不足な面が見え隠れする。

7/22(日) 福島5R 2歳新馬 芝1800m
ポリアンサ 牝
★★★★★ 5点
※道中、行きたがる場面もあったが、ラスト1Fで最速となる11秒6をマークと余力十分の勝ちっぷり。祖母メジロドーベルという良血。

7/21(土) 中京1R 2歳未勝利 ダ1200m
アールロッソ 牝
★★★★ 4点
※二の脚で先手を奪取し、上々の時計で押し切った。3着は8馬身離しており、その点も評価できる。

7/21(土) 中京5R 2歳新馬 芝1600m
ドラウプニル 牡
★★★★ 4点
※兄姉は期待の割に走れていないが、伯父にディープインパクトのいる血統。フットワークが良く、完成度の高い走りで完勝。

7/21(土) 中京6R 2歳新馬 芝1400m
ジョニーズララバイ 牡
★★★★ 4点
※内から早目進出の形で、直線の叩き合いを制した。勝ち時計は平凡だが、実戦向きの勝負根性あり。

7/21(土) 函館1R 2歳未勝利 芝1800m
ニシノデイジー 牡
★★★★ 4点
※4角で勢い余って外に膨れたものの、ここでは力が違った。現状では広いコースで決め手を生かしたい。

7/22(日) 中京5R 2歳新馬 芝2000m
ソルトホープ 牡
★★★★ 4点
※母リーピングキャットは中央で4勝をマーク。最後は3頭横一線、ハナ・アタマ差の接戦を制した。渋太いタイプで水準の能力あり。

7/21(土) 福島6R 2歳新馬 芝1200m
ルメッサージュ 牝
★★★ 3点

7/22(日) 福島1R 2歳未勝利 芝1200m
スカイズザリミット 牝
★★★ 3点

7/22(日) 福島2R 2歳未勝利 芝1800m
テイエムバリバリ 牡
★★★ 3点

7/22(日) 函館1R 2歳未勝利 芝1200m
パブロフテソーロ 牡
★★★ 3点

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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