ダノン回避で皐月賞狙える馬は? データ推奨はオウケンとジャンダルム

JRA-VANデータラボ

皐月賞の前走レース別成績(近5年)

表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表4は前走レース別成績。黄色で示した共同通信杯組が一昨年のディーマジェスティら過半数の3勝をあげており、好相性を示している。唯一着外に敗れたのが昨年のスワーヴリチャード。勝利した3頭はいずれも前走の共同通信杯で連対を果たしていた。その他ではスプリングS組から13年ロゴタイプ、毎日杯組から昨年のアルアインがそれぞれ勝利している。トライアルの中では勝ち馬こそいないものの、弥生賞組が連対率・複勝率ともに最も高く、次いでスプリングS組、若葉S組は3着1回のみで苦戦傾向にある。

皐月賞の前走着順別成績(近5年)

表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表5は前走着順別成績。出走数は多いものの、前走1着馬が昨年のアルアインら大半の4勝をあげ、勝率・連対率・複勝率いずれもトップだ。昨年は1・2着馬が該当しており、毎年1頭は3着以内に入っている。前走2着馬は15年ドゥラメンテが勝利し、複勝率20%と前走1着馬に次いで高い。勝ち馬5頭はすべて前走連対しており、3着以内馬は前走4着以内に入っていた。5着以下からの巻き返しは厳しいデータが出ている。

皐月賞の前走人気別成績(近5年)

表6 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表6は前走人気別成績。黄色で強調したように前走1番人気だった馬が15年ドゥラメンテら3勝をあげ、連対率33.3%・複勝率42.9%と高い。昨年は2着ペルシアンナイトが該当しており、毎年1頭は3着以内に入っている。前走2番人気馬からは昨年のアルアインが勝利。前走6〜9番人気からは一昨年のディーマジェスティ(前走共同通信杯6番人気1着)が勝利している。

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