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中国人「マスターズ覇者」が誕生する?
データが物語る不思議な法則
初日トップに立ったのはジョーダン・スピース。2位グループに2打差をつけた
初日トップに立ったのはジョーダン・スピース。2位グループに2打差をつけた【Getty Images】

 ゴルフの海外男子メジャー初戦「マスターズ」が現地時間の5日に開幕した。タイガー・ウッズ(米国)が3年ぶりに出場。大会は初日から大きな盛り上がりを見せた。


 首位に立ったのは2015年覇者のジョーダン・スピース(米国)。最終ホールでボギーとしたものの、4回の出場で優勝1回、2位が2回と抜群の相性はだてじゃない。6アンダーの「66」は、2位グループに2打差だが、アンダーパーには20人。「コースコンディションが難しい。飛び出すのは簡単ではない。上位は僅差になるだろう」とウッズが占うように、スピースの一人旅も、そう簡単にはいかないかもしれない。

過去の優勝者データを集めると共通点

過去優勝者のデータを初日のデータに当てはめると李昊桐(リー・ハオトン)が優勝に一番近い!?
過去優勝者のデータを初日のデータに当てはめると李昊桐(リー・ハオトン)が優勝に一番近い!?【Getty Images】

 そのスピースが優勝した15年から、ある法則が続いている。マスターズの過去優勝者のデータを集めてみると、実に共通点が多いのだ。


 スピースは当時、初メジャータイトルを本大会で決めた。翌年のダニー・ウィレット(英国)も同じ、そして、昨年のセルヒオ・ガルシア(スペイン)も初タイトルだった。11年以降で見ても、14年のバッバ・ワトソン(米国)を除いて、全員が初メジャータイトルをマスターズで決めている。近年、マスターズは初メジャー制覇を目指す選手に優しいと言える。


 さらにデータをひもとくと、スピース、ウィレット、ガルシアともに、その年の1月から3月の期間にツアー優勝を飾っている。14年のワトソンも同じだ。データを深掘りする。06年以降の優勝者を見れば、全員が初日をトップテン以内でスタートしている。となれば初日のリーダーボードを見れば優勝が浮かんでくるのではないか。


 1月以降にツアー優勝。初日トップテン以内。メジャー未勝利。該当する選手はただ1人、中国出身で初日を3アンダー・4位タイで滑り出した李昊桐(リー・ハオトン)だ。20歳で欧州ツアー初優勝、今年の同ツアー「オメガ・ドバイ・デザートクラシック」でツアー2勝目を挙げている22歳。データが一致しているというだけでなく、昨年の全英オープンでは3位フィニッシュ。確実にステップアップを重ねている選手だ。

オメガ・ドバイとマスターズの関係

 さらに李を後押しするデータがある。1月に優勝したオメガ・ドバイ・デザートクラシックだが、昨年の優勝者はガルシア。一昨年はウィレットと同大会を制した者がマスターズを制すといっても過言ではない。数あるトーナメントの中で、これだけ優勝者が一致、それも同一年となると、単なる偶然ではなさそうだ。


 優勝すれば中国人選手初のメジャーチャンピオン。今年のマスターズには、昨年のアジアパシフィックアマチュア選手権優勝の資格でリン・ギョクキンも出場しており、中国メディアが会場で盛り上がっている。09年に全米プロゴルフ選手権を制したY・E・ヤン(韓国)に続くアジア人チャンプの称号は中国の手にわたるのか。もちろん、日本勢にも踏ん張ってほしいのだが、勢いはリーにあると見てよさそうだ。

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