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AJとの王座戦に中邑「非常に興奮」
全世界に“中邑真輔”をアピールする!
レッスルマニアに初出場する中邑が日本メディアからの電話インタビューに応じた
レッスルマニアに初出場する中邑が日本メディアからの電話インタビューに応じた【(C)2018 WWE Inc All Rights Reserved】

 現地時間4月8日(日本時間9日)、米国のプロレス団体「WWE」の年間最大となるイベント「レッスルマニア34」が米国ニューオーリンズにあるメルセデス・ベンツ・スーパードームで開催される。


 この世界最大のプロレスイベントで、AJスタイルズが持つWWE王座のベルトに挑むのが中邑真輔。2016年4月にWWEのファーム団体であるNXTでデビューし、翌年4月にWWEに昇格。8月の「サマースラム」でジンダー・マハルの持つWWE王座に挑戦したが、ベルト奪取とはならなかった。その後も挑戦を続けたが、悲願達成はならず。しかし今年1月の「ロイヤルランブル」で30人参加のバトルロイヤルで最後までリングに立ち優勝。優勝者に与えられる権利を行使して、今回のAJとの一戦をつかんだ。


 その中邑がレッスルマニアを前に、日本メディアからの電話インタビューに応じた。


最高の形でレッスルマニア初出場へ

――レッスルマニアに初出場することが決まっての感想は?


 ロイヤルランブル優勝という一番最高の形で出場でき、それが初出場なのでこれ以上ない出場の仕方というのがうれしいですね。


――ロイヤルランブルの優勝というのは1年に1回のチャンスです。


 タイトルマッチも重要ですけど、インターコンチネンタルやユニバーサル、WWE王座などいろいろあって、きっとその試合(で勝利する)よりもロイヤルランブルで優勝することの方が難しいと思うんですよ。日本で言うならば、(新日本プロレスのシングル最強決定戦である)G1で優勝する方が(難しい)という部分もあると思います。(年に1度の)ロイヤルランブルを制して、それを経由してレッスルマニアに行けるというのは、多分、一番最高の出場の仕方かなと思いますね。


――対戦相手がAJスタイルズであるというのは?


 数少ない、心から尊敬できる相手と試合ができるというのは、非常に興奮するというのもあるし、別にお互い口裏を合わせているわけではないですが、何というか「やってやろう」という気持ちが高まっていますね。


――試合で見せてやろうという気持ちがあると?


 そうですね。ロイヤルランブルで優勝してから、自分の見せ方だったり、相手の引き出し方だったり、やっと調子がつかめてきたのがあります。感覚が元に戻るというよりも、地に足が着いてきた感じもあるので、レッスルマニアでそれが爆発できればいいなと思います。

インパクトを残し「世界中の目を覚まさせるか」

長丁場のイベントとなるレッスルマニア。その中で「インパクトを残す」と話す
長丁場のイベントとなるレッスルマニア。その中で「インパクトを残す」と話す【(C)2018 WWE Inc All Rights Reserved】

――米国に行かれてから2回レッスルマニアを観ている?


 16年に行って、アーリントン(AT&Tスタジアム大会)、オーランド(キャンピング・ワールド・スタジアム大会)で、次が3回目になります。


――レッスルマニアを観ての感想は?


 日本のプロレスを観ている感覚から言うと、「興行(の時間)が長い」というのはあるのですが、世界最大で、これ以上ないプロレスイベントということで、これぐらいが当たり前かなと感じます。その中でどうしても長丁場だし、試合数もある。演出も半端ないので、その中で「(自分が)インパクトを残すには?」ということを考えますね。

 全体を通して観るとどうしても(長時間興行となるので)淡白になりがちですけど、そこでどう違いを出すか。「どうやって世界中の目を覚ませるか?」というものが求められるのかなと思いますね。


――今年初出場となることでスピード感は?


 早いと言われれば早いですし、でも自分がWWEで過ごしてきた、自分の感覚からすると、「やっとか」という感じではありますね。

米国で戦うAJは実力を発揮している

WWE王者のAJスタイルズ(右)に関しては、米国で実力を発揮していると評価
WWE王者のAJスタイルズ(右)に関しては、米国で実力を発揮していると評価【(C)2018 WWE Inc All Rights Reserved】

――対戦相手のAJ選手については?


 日本で接していた時よりも、AJの総合的な力は感じますね。日本にいる時は違う文化の下で、まったく違う観客の前で試合をしていたという感覚があったと思いますが、その中でAJはあれだけの実績を残せた。それは今、逆転していて自分がAJの立場になっているのかなと思います。要は、今のAJは“水を得た”というか、遺憾なく実力を発揮できているなという感覚はあります。


――中邑選手自身は米国に行ってから今と昔で変わった部分は?


 日々の変化の積み重ねですから、何が変わったかと言うのは大きく感じ取れないです。感覚的には、WWEは選手も多いし、世界中の観客の前で試合をしていますから、どこでほかのレスラーとの差別化を計るかとか、上手いにしろ下手にしろ、強さにしろ弱さにしろ、どうやって他人と違いを出すかというところですね。それを非常に意識してやっています。


――今回の試合は「WWE王座に挑戦する」というのと「AJとのシングル」という意味合いではどちらが大きい?


 どちらもと言いますか、それはタイミングなので。(対戦する)その時に、AJがベルトを持っているということであり、AJは特別な対戦相手であるということ。そのタイミングだったので、どちらがというのはないですね。


――ここまでWWE王座のタイトルに何度か挑戦してきたが、惜しくも取れませんでした。ここで取れれば初戴冠となるが、そういう部分に運命を感じる?


 確実に爪痕は残せるかなと思っています。結果については「勝ちたい。勝とう」と思っていますが、それ以上に“中邑真輔”を全世界にアピールしたいなと思っています。

AJと「ほかの選手とはできないような試合をしたい」

AJという最高の相手と、レッスルマニアという最高の舞台で“中邑真輔”を全世界にアピールする
AJという最高の相手と、レッスルマニアという最高の舞台で“中邑真輔”を全世界にアピールする【(C)2018 WWE Inc All Rights Reserved】

――今回のレッスルマニアは日本でも注目度が高まっていて、ほかにも注目のカードが並ぶが、ほかの試合とどんな違いを見せたい?


 すでにまったく違っていますからね。且つ、AJとの試合という組み合わせですね。誰と戦うか、それを狙ってAJを指名したわけです。ほかの選手とはできないような試合をしたいと思います。試合内容を含めてもちろんAJには勝ちたいですけど、レッスルマニアに出場するどんな選手にも勝ちたいですね。


――中邑選手から見て、レッスルマニアの楽しみ方は?


 自分もレッスルマニアをじかに見ていて、これが3回目です。一番の醍醐味(だいごみ)は、どでかい会場で、世界中の人たちと楽しめるということ。ライブ配信もありますので。世界と一緒になるという部分をとにかく感じてもらうしかないですよね。


――最後に「レッスルマニア」に期待し、その先にある日本公演を待っている日本のユニバース(WWEファン)へメッセージをお願いします。


 レッスルマニアでは最高の形で出場できるので、最高の結果を手にします。そして、最高の形で日本公演に出場できればいいなと思っています。

スポーツナビ

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