長友「今修正しないと手遅れになる」 国際親善試合 マリ戦後のコメント

スポーツナビ

宇賀神友弥(浦和レッズ)

PKを与えたシーンを「経験不足」と振り返る宇賀神。代表デビュー戦はハーフタイムで交代となった 【Getty Images】

「(PKのシーンは)経験不足だった」

(PKを与えたシーンについて)アフリカの選手はああいうところで(足が)伸びてくるということを自分はあまり体験してこなかったので、あのワンシーンは経験不足だったと思います。その他は自信を持ってプレーできましたし、もっと長い時間やりたかったとは思います。

(ハーフタイムでの交代について)もっと長くプレーしなければいけなかったと思います。SBの選手なので、もっと長くプレーできれば前線の選手にチャンスを与えられたと思います。最後に追いついてくれたからよかったですけれど、失点に絡んでしまったのは残念です。

(久保選手の前のスペースに走り込めたと思うが、あえてセーブした?)チームのバランスを見ながらというのもありますし、前半はそこまでボールが落ち着いていない時間帯が多かったので、ポジショニングを意識していました。

大迫勇也(ケルン/ドイツ)

噛み合わずにパスミスが多かったという大迫は、「あれでは勝てない」とバッサリ 【写真:高須力】

「パスミスが多い。あれでは勝てない」

(相手にマークを)1枚はがされて(崩された)、というのが多かったなと。

(向こうのパワーは想像以上?)予想通りでしたよ。メンバーを見て、いいチームに所属している選手が多いと思いました。前半のうちに決めないといけないですね。

(前半は裏を突いていたが、後半はなかなかできなかった)個々の意思統一もそうですし、なかなかかみ合っている部分は多くなかったと思います。かみ合わずにパスミスが多かったので、あれでは勝てないですね。

(宇佐美や大迫がゴール前に入っていく形があったが)でも、やっぱり決め切らないといけない部分が前半は多すぎました。

槙野智章(浦和レッズ)

後半はどこでボールを奪うのかが定まっていなかったと話す槙野 【写真:高須力】

「チームとしてどう戦うかを明確にしないといけない」

(結果について)仮想セネガルという形で試合に入ったし、(マリが)セネガルとどれくらいの力(の差)があるのか分からなかったですけれど、親善試合とはいえ、率直に勝たなければいけなかった試合だと思います。もう少し、今の状況を把握しながら、もっとチャレンジすることが必要だったと思います。

 ただ、中島選手にせよ、三竿選手にせよ、代わりに入った選手がああやってチームに正しい刺激をもたらしてくれたことはポジティブに考えていいと思います。いろいろな選手が試された中で、もう少しチームとして競争意識を加えていく必要があると思っています。

(失点について)GKの中村選手と、コンビを組んだ昌子選手とは3人で試合前に、「苦しい時間帯もあるだろうし、自分たちのミスもあるだろうけれど、その中で後ろの3人で我慢強く守ることがチームに良い流れを引き寄せるのではないか」と話していました。けれど、一番失点してはいけない時間帯(前半終了間際)で、一番犯してはいけない場所でファウルを犯してしまいました。ただ、そこからチームが立ち直った中で、どう点を取りにいくかは見せられたと思います。ディフェンスとしてはゼロで終えたかったのが本音ですけどね。

(後半はメンバーが代わってボールの取りどころが定まっていなかったように見えた)おっしゃる通りだと思います。もう少しチームとして明確に、どこでボールを奪うのか。ベンチから、今日は60分くらいから「ロングボールを前に」という声が飛んでいましたけれど、もう少しチームとしてどう戦っていくかを明確にしていかないといけないと思っています。ただ、それでも今日ありきのチャレンジだったと思うし、もう少し選手の中で、流れの中で状況に応じてプレーしていく必要があると思います。

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