【新日本プロレス】春のNO.1トーナメントNJCが開幕 エルガン、ロビンソンが1回戦を突破
YOSHI-HASHIと飯伏が前哨戦で火花
YOSHI-HASHIと飯伏が前哨戦で火花 【写真:SHUHEI YOKOTA】
4年前の3.6「旗揚げ記念日」では一騎打ちを行っているオカダと飯伏は序盤から激しいエルボー合戦を展開。また、3.11尼崎ではNJC1回戦で戦うYOSHI-HASHIに対し、飯伏がテーピングの施された右肩にストンピングを見舞うと、強烈なチョップでダウンを奪う。しかし、YOSHI-HASHIも飯伏の蹴り足をキャッチし、コードブレーカーを炸裂。10分過ぎにはラリアットもクリーンヒットさせる。そのスキに、オカダがオーエンズにコブラクラッチで快勝。試合後も飯伏とYOSHI-HASHIは視殺戦を繰り広げ、飯伏が思わず中指を突き立てて挑発した。
復帰の棚橋が鈴木軍と激しい抗争
1回戦で激突する棚橋(左)とタイチが試合後ににらみ合った 【写真:SHUHEI YOKOTA】
棚橋は1.27札幌でIC王座を賭けてみのると対戦。だが、執拗(しつよう)な右ヒザ攻めにあい、ヒザ十字固めでとらえられて無念のレフェリーストップ負け。至宝を奪われた上、翌日から欠場に追い込まれていた。
みのるは、まだガウンを着たままの棚橋に対し、コールと同時に奇襲攻撃を仕掛けると、爆弾を抱える右ヒザへストンピングを連発。しかし、棚橋もドロップキックで振り切ると、5分過ぎにも、みのる、タイチ、飯塚に続けざまにドロップキックを連発。みのるをフルネルソンでとらえるが、みのるにヒザを蹴り上げられ、倒れたところでヒザ十字固めを決められてしまうが、棚橋はリングを転がって必死にエスケープ。その後も、みのるのスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーを懸命にこらえ、起死回生のスリングブレイド。だが、ここで3.10愛知でのNJC1回戦で戦うタイチが乱入し、ストンピングを降らせると、棚橋を踏みつけてポーズ。「レッツゴータイチ」「タイチは帰れ」コールが交錯する中、タイチが顔面キックでダウンを奪ってみせる。だが、ラストライドは棚橋が阻止し、お返しのツイストアンドシャウト。しかし、棚橋とみのるが場外戦でやり合う間に、タイチが天翔十字鳳でヘナーレを粉砕。試合後、みのるが真っ白に輝くICベルトを手に、意気揚々と退場すると、リング上では棚橋とタイチが向かい合い、至近距離でにらみ合った。
TAKAが内藤の敗戦を予告「おまえはタップアウトする」
ザックが内藤との前哨戦でも関節技を見せた 【写真:SHUHEI YOKOTA】
試合後、改めてTAKAがマイクを握ると、「尼崎、勝つのは誰ですか」と客席に問いかけるが、観客からは大「内藤」コール。だが、TAKAは余裕を崩さず、「内藤、おまえはタップアウトする」と、内藤のギブアップ負けを 宣告した。