中山牝馬Sは過去10年50万以上配当が3度 波乱の牝馬ハンデ戦、攻略ポイントは?
年齢別成績
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
枠番別成績(中山のみ)
表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走クラス別成績
表6 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走競馬場、距離別成績(距離は平地芝のみ)
表7 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
以上、中山牝馬Sの各種データをまとめてみたが、いくつか、成績の善し悪しがはっきり出ている項目も見られた。特に複勝回収率を見るとそれがはっきり出ており、前走別なら小倉・中山組、1800m、2200m組は低回収率。ほかに4歳馬や、前走もハンデ戦(オープン・重賞)で今回のハンデに増減があった馬、そして1枠や7〜8枠は複勝回収率が低いため、このあたりに該当する馬は買うにしても抑えくらいまでにとどめ、それ以外の馬で高配当を狙っていきたいレースだ。本稿執筆段階ではハンデは未発表だが、前走愛知杯6〜12着のシャルール、ワンブレスアウェイ、キンショーユキヒメ、ゲッカコウあたりは、もしハンデ据え置き(表3)なら好走馬の多い53〜54キロ(表2)の5、6歳馬(表4)になる。愛知杯も、前走「G3」「中京」「2000m」は好走が多く(表6〜7)、これらの馬が出走してくれば注目したい。