優勝争いを再燃させたアトレティコ 週末のバルサ戦は今季最高の対戦カード
対照的なプレースタイルの対戦
実際、ビトロやアンヘル・コレア、ケビン・ガメイロといった重要な選手がベンチで出番を待たなければならないほど攻撃陣の層は厚い。彼らの背後にはフェルナンド・トーレスも控えている。
シーズンの終盤にバルセロナがリードを保っているからといって、全てが決まったわけではない。ホームのカンプノウで直接対決を戦えることでさえ、クレ(バルセロナファン)たちの勝利を保証することはない。不屈の魂を持つアトレティコに対し、この手の大一番で良いプレーができるチームがほとんどいないことは、もはや周知の事実である。
こうした背景も含め、トップレベルの選手たちがチームの大半を閉めるバルセロナとアトレティコの首位決戦は、間違いなく今季のラ・リーガにおける最高の対戦カードだと言える。
スタジアムに足を運ぶにせよ、テレビの前で見るにせよ、2つの異なるスタイルのぶつかり合いは、この上なく白熱した一戦となるはずだ。
(翻訳:工藤拓)