膝を意識してターンしよう はじめてのスノーボード(10)
滑り降りる、ただそれだけで楽しい遊びスノーボード。でも、上手くなればもっと楽しくなる! 初心者がスノーボードを始めるにあたって役立つポイントを10回にわたってお届けします。
主に下半身使ってボードに加重してみよう(つま先→かかと)
スムーズなターンを行うためには、体の様々な部分を使う必要があります。複数の体の動きがボードに伝わり、キレのあるターンを生み出します。まずは膝の動きに重きを置いてターンしてみましょう。膝を使ったターンは初心者も練習しやすい基本の動きとなります。タイミングよく膝と腰を使いながら下半身を屈伸させて、エッジに加重する感覚を養っていきましょう。
(1)ターンの弧は浅く
(1)ターンの弧は浅く
あらかじめ滑るラインをイメージしてからターンに臨もう。ただし膝だけを使ってターンする場合、ターンの弧を深く刻んでいくのは難しい。通常よりも縦気味にラインを想定して練習してみよう。
(2)体を浮かしてパワーを貯める
(2)体を浮かしてパワーを貯める
ターン前半は膝を伸ばして体を浮かし、ボードを踏み込むパワーを貯めておこう。首は柔らかく保ち徐々に目線を進行方向へと向けていく。下半身だけでターンするのが困難そうなら、肩を少し使ってバランスをキープしよう。
(3)ピークで腰を落とす
(3)ピークで腰を落とす
ターンのピーク直前で、膝を曲げ腰を低く落としてヒールエッジに加重する。スピードがある場合はさらに腰を落としエッジに強く加重しよう。しりもちを付かないように後ろ肩でうまくバランスを取るとよい。
(4)可能ならそのまま次のターンへ
(4)可能ならそのまま次のターンへ
ターン後半も重心を低く保ち、均等にエッジを掛け続けよう。ターンを終えたら再び膝を伸ばし、可能ならそのままトゥサイドターンにチャレンジしてみよう。
下半身を屈伸させてターンの力に活かそう(かかと→つま先)
(1)前半は膝を柔らかく
ヒールエッジに乗りながら、いつもよりも浅いターンの弧をイメージしよう。想定したラインの入り口に差し掛かったら、つま先に力を入れてエッジを切り替える。ターン前半は膝を柔らかく保っておくこと。
(2)徐々に膝を使って加重
ターンのピークが近づくにつれて、徐々に膝を曲げてエッジ加重を強めていこう。膝を曲げるとどのくらいボードが曲がっていくのかを確かめながらターンすると良い。
(3)Gにやられないように
ターンのピークを過ぎると、強い重力が体にのしかかってくる。エッジがずれないようにさらに腰を落として強いGに耐えよう。膝だけの力でターンができそうにない場合は、体を前へ傾けるか後ろ肩を引き上げてGに立ち向かうようにしよう。
(4)加重したまま出口を抜ける
ボードへの加重は弱めずに、膝を曲げ続けながら出口を抜けよう。ターンが終わったら膝を伸ばし、リラックスして滑り続けよう。
※この記事は2018年2月にスポーツナビDoで配信した記事を再掲載したものです。
ヒールエッジに乗りながら、いつもよりも浅いターンの弧をイメージしよう。想定したラインの入り口に差し掛かったら、つま先に力を入れてエッジを切り替える。ターン前半は膝を柔らかく保っておくこと。
(2)徐々に膝を使って加重
ターンのピークが近づくにつれて、徐々に膝を曲げてエッジ加重を強めていこう。膝を曲げるとどのくらいボードが曲がっていくのかを確かめながらターンすると良い。
(3)Gにやられないように
ターンのピークを過ぎると、強い重力が体にのしかかってくる。エッジがずれないようにさらに腰を落として強いGに耐えよう。膝だけの力でターンができそうにない場合は、体を前へ傾けるか後ろ肩を引き上げてGに立ち向かうようにしよう。
(4)加重したまま出口を抜ける
ボードへの加重は弱めずに、膝を曲げ続けながら出口を抜けよう。ターンが終わったら膝を伸ばし、リラックスして滑り続けよう。
※この記事は2018年2月にスポーツナビDoで配信した記事を再掲載したものです。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ