レギュラースタンスをマスターする はじめてのスノーボード(7)

滑り降りる、ただそれだけで楽しい遊びスノーボード。でも、上手くなればもっと楽しくなる! 初心者がスノーボードを始めるにあたって役立つポイントを10回にわたってお届けします。

左へ曲がれるようになろう(レギュラースタンス)

 まっすぐ進んで止まれるようになったら、今度は横移動にチャレンジしてみましょう。

(1)慌てずに直進する

ボードを縦にして滑り出したら、しばらくはまっすぐ滑り体勢を整えます。曲がることに気を取られて腰が引けないように気をつけましょう。

(2)目線と両肩を先行させていく

ある程度のスピードが付いたら、まずは進みたい方向に目線を送ります。それに合わせて両肩も進行方向へひねりしょう。初めのうちは両手を広げながら肩を高い位置に保つと良いでしょう。

(3)かかとに加重して横移動スタート

背中を少し倒しながら、ヒールエッジに加重しましょう。膝は柔らかく保つこと。ボードが曲がり始めても目線は常に先へ先へと送ること。

(4)重心に注意して左へ進もう

かかと側のエッジに加重しながら左へ進みます。体の重心はボードの真上にキープしておきましょう。

右へ曲がれるようになろう(レギュラースタンス)

 かかと側のエッジを使い左方向に曲がれるようになったら、今度をつま先側のエッジに加重しボードを右方向へ進ませてみましょう。進行方向に対してやや後ろを向くので初めは恐怖感があるかもしれませんが、膝や腰を柔かく楽に保ち、リラックスして臨みましょう。

(1)まずは行きたい方向を見る

ボードが滑り出して安定してきたら、まずは目線を行きたい方向に向けます。

(2)ゆっくりとつま先に加重しよう

ゆっくりと膝を曲げながらつま先側のエッジに加重し、体を少しずつ前へ傾けていきましょう。体全体を傾けるのではなく、腰から上を傾けるようにします。両肩の位置は高く保ちましょう。

(3)進行方向を見続けよう

右に曲がり出しても、目線は常に行きたい方向へ送りましょう。怖がって真下や後ろを向いてしまってはコントロールを失ってしまいます。

(4)後ろ肩を使えば曲がりやすくなる!?

なかなか右に進まない人は、後ろ肩を意識して再度トライしてみましょう。曲がる前に、後ろ肩を使って上半身を進行方向へ先行させるとボードをスムーズにコントロールできるようになるでしょう。ただし、力んだままエッジ加重をすると、思わぬ逆エッジを食らう恐れがあるので、膝は柔らかく曲げてエッジに乗りましょう。


※この記事は2018年2月にスポーツナビDoで配信した記事を再掲載したものです。
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著者プロフィール

スノーボードの滑り方やギアの選び方などを初心者、中級者にも分かりやすく解説しているWEBサイト。ハウツー記事以外にも、特集記事やおすすめ動画、コラム、雪山トリップ情報など「思わず滑りに行きたくなる情報」が満載です。上手くなって、もっと楽しんじゃってください!

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