ダービー馬みつけた、ブラストワンピース きさらぎ賞の2頭もランキング上位に浮上

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競馬専門紙「優馬」の3歳馬チェック

 東ではダービーと同じ東京芝2400mで圧勝を納めたブラストワンピースが、西ではデビュー2戦目にしてきさらぎ賞を制したサトノフェイバーがそれぞれクラシック候補に浮上! ダービー想定オッズランキングの変動は?

ダービーへ繋がる圧勝劇 ブラストワンピース

4馬身差でゆりかもめ賞を制したブラストワンピース(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

2/4(日) 東京9R ゆりかもめ賞(500万) 芝2400m
ブラストワンピース 牡 馬体重:522kg(+2)
騎手:池添 厩舎:(美) 大竹
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング
父:ハービンジャー
母:ツルマルワンピース(キングカメハメハ)
初勝利時の評価:★★★★★ 5点〔1600万クラス〕

 好位で構えた初戦よりも後ろの位置取りでレースを進めると、直線は進路が詰まりになりながらも、内にいた同じシルクの勝負服キングスヴァリューを弾き飛ばし、スルスルと先頭へ。抜け出してからも脚色は衰えず、終わってみれば4馬身差の圧勝劇だった。レースのラスト3Fが35秒4に対して、自身の上がりが34秒0。ダービーと同じ舞台での勝利というだけでなく、収穫の大きい一戦だった。

長所
 狭い所を突いていける勝負根性と切れ味は中々のモノ。520キロ台と大型な馬体の持ち主だが、柔軟性があって器用なタイプ。父ハービンジャー、母父キングカメハメハという組み合せからはモズカッチャン(フローラS1着→オークス2着)が出ており、この舞台への血統的な相性も良い。

短所
 デビューからの2戦を見る限り、完成度の高い走りをするだけに、表立った欠点は見当たらない。不安としては道中のペースが上がり、持久力勝負になった時にどう出るか、という点か。

日本ダービー 想定単勝オッズランキング
(→)1番人気 ダノンプレミアム 3.8倍
(→)2番人気 ワグネリアン 5.3倍
(→)3番人気 オブセッション 6.4倍
(→)4番人気 タイムフライヤー 7.6倍
(→)5番人気 グレイル 10.8倍
(NEW)6番人気 ブラストワンピース 17.0倍

 ブラストワンピースが6番人気想定で初登場。ダービーと同じ舞台での4馬身差Vはインパクト大だった。今後の動向しだいで、上位5頭に割って入る可能性もある。

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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