種牡馬傾向と近2年の厩舎別成績がカギ!? 朝日杯データ推奨はダノンPと藤沢和厩舎
近3年の結果と今開催の阪神芝マイルの傾向、厩舎別成績
近3年の朝日杯FSの3着以内馬一覧
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
人気では昨年は上位人気馬が揃って敗れて、6番人気サトノアレスが勝利。2着に7番人気モンドキャンノ、3着に12番人気ボンセルヴィーソが激走する波乱となった。近3年ともに10番人気以下の人気薄が1頭ずつ好走しており、レースの傾向として伏兵にも注意しておきたい。
近3年の朝日杯FSの枠順別成績
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
近3年の朝日杯FSの前走クラス別成績
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走オープン・重賞では前走G2組が勝ち星こそないものの、2・3着に入るケースが多い。デイリー杯2歳S組は【0.2.1.6】で好走馬は前走4着以内、京王杯2歳S組は【0.1.1.8】で好走馬は前走3着以内に入っていた。前走オープン特別組・前走G3組からは連対馬が出ていないが、サンプル数が少ないだけにこれだけで軽視するのは危ないといえそうだ。
近3年の朝日杯FSの前走距離別成績
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
近3年の朝日杯FSの種牡馬別成績
表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
2・3着馬を出したキンシャサノキセキ〜クロフネはパワータイプの種牡馬といえるのではないか。スピードや瞬発力よりも、直線に坂があって時計が掛かる阪神コースをこなすパワータイプの種牡馬の産駒から好走馬が出ているようだ。