青学・原監督、4連覇は「熱さと調和」カギ 箱根駅伝21チームの監督コメント全文
大東文化大・奈良監督「努力した成果を出せるように」
キーマンは下級生、2、3年生がいっぱいいますけれども、それぞれが役割を果たしてくれればおもしろいレースを展開できると思っています。安定感もあり、再現性のあるチームなのでレースが今から楽しみです。
大東文化大の奈良監督 【スポーツナビ】
キーマンは4年生5名のなかでも、予選会と全日本を走っていない前田(将太)選手。非常に良くなっています。原(法利)選手、山本(翔馬)選手のなかに前田君が入ってくれれば、しっかりした駅伝ができると思っています。
中央大・藤原監督「苦しい思いした4年生に期待」
中央大の藤原監督 【スポーツナビ】
キーマンは4年生の2名、竹内(大地)、江連(崇裕)。この2名の走りにチームの浮沈が懸かっていると思います。4年生は非常に苦しい思いをして4年間ここまでやってきているので、なんとか良い形で大手町のゴールを迎えさせてあげたいなと、特にこの2人に期待をして送り出したいと思います。
上田健太キャプテンを中心にチームづくりをして、今年は強化と育成のグループに分けて、それぞれの立ち位置をはっきりさせてチームづくりをしてきました。なかなか結果に結びつかなかったのですが、秋以降にしっかり走り込んだ夏合宿の成果が徐々に出始めて、予選会、全日本も、出力的には全くレースにならないところもあったんですけれども、学連記録界で永戸(聖)が28分30秒でトップを取り、また日体大競技会で、育成グループにいた持ちタイム31分くらいの選手が29分台に突入してきたりと、チームのなかも「あいつがやれるなら俺たちも」という意識が出てきて、激しいムードになってきているところです。
そんななかで、3年生のなかでもレースメイキングできる永戸、ドミニク・ニャイロという選手をどのように配置してレースを組み立てるかというのが今年のチームの特徴だと思います。経験値の高い4年生との融合した走りをしたいと思います。
昨年、大手町で非常に悔しい気持ちで解散式の挨拶をさせてもらいました。そこが今年の大会への起点になっています。その悔しさを晴らすようなレースをぜひしたいと思っています。
拓殖大・岡田監督「トラックを意識しスピードついた」
先日、ある週刊誌の記者から取材の申し込みがありました。内容を聞くと「番狂わせ」というテーマで、私の以前の職場(亜細亜大)での優勝の話を取り上げたいということでした。今年もまさかのレースをしっかりやって、往路から「すごいな」と思わせるレースを組み立てていきたいと思っています。
キーマンはやはり(ワークナー・)デレセであり、そして西(智也)、馬場(祐輔)、戸部(凌佑)、この4人を挙げたいなと思います。一生懸命頑張ります。
キーマンは全員です。昨年ダントツの最下位ということで、全員が1つ1つ大切にして、つないでいかないと今年も同じような結果になってしまいますので、1年間を通して練習を積んで成長した姿を皆さんの前で見せられればいいかなと思っています。
城西大・櫛部監督「苦しくない駅伝に」
城西大の櫛部監督 【スポーツナビ】
特徴としては、特別突出した選手はいませんが、これはキーマンと重なりますが、全日本で区間賞を取った菅(真大)だったり、そのような選手を中心に、頑張っていきたいと思っています。監督としましても、第94回大会ということで、自分の名前(くしべ)と掛け合わせて、しっかり成果を出したいと思っています。苦しくない駅伝にしたいと思います。
キーマンは4年生の坂本佳太、3年生の太田黒卓となります。目標は10位以内としていますが、正直、力と力のガチンコ勝負となれば、厳しいというのは重々承知しています。しかしそのチャンスというか、流れが来た時にはしっかりつかみ取れるように、各区間、8割以上の力を出そうということで頑張っています。
キーマンとしては前々回の大会に出場した3名(シテキ・スタンレイ、鈴木博斗、濱登貴也)と、今年初出場の伊藤達彦というのが、チームの3000メートルからハーフマラソンまで、すべて大学の記録を更新してきています。この4名を中心に、チームとしてはタイム順に並べながら、箱根の適材適所に合わせた形で選手を配置して、シードを目指していきたいと思います。