市民女子ランナーが限界突破した2DAYキャンプ 「もっと速く、もっと強く!」全力体験
【写真提供:NIKE】
「ナイキ ズーム シリーズ」のなかでも人気のZOOMの3モデル、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%、ナイキ ズーム フライ、ナイキ ズーム ペガサス 34。
(余談ですが、ZOOMとは車が素早く通り過ぎるときの擬音であり、人間工学からインスピレーションを得て、スピードを求めるランナーに提供するテクノロジーをZOOMとよぶのだそうで、ここではシューズに乗るという表現を使っていきます。)
まずはナイキ ズーム ペガサス 34に乗り込んだらウォーミングアップ。
1周400mのトラックをジョギングしてから、動き作り。全身を大きく使って体温を高め、特に腕肩、肩甲骨、股関節の可動域を広げていきます。
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梯子状のツールを使って細かく素早くの動作を何パターンも繰り返すのですが、俊敏な動作と複雑なステップは頭がついてこない、身体がついてこない、右足? 左足? どっちの手?といった様子はきっと脳にも身体にもかなりの刺激となったはず!
腕振りと身体の軸が、脚の動きと連動してくることが身体で感じられた気がします。最後のほうはいい感じにリズミカルになってきたような?
1000mトライアルは挑戦的なペースで!
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接地時間を短く大きく跳ね上がるのを意識するように。言われた通りにやってみると、ポーンっと滞空時間が長く高く跳んでいるのを感じました。藤光選手の跳躍なんてほとんど浮いてる! 一同唖然。
スピードランの動きは速く大きくがポイント。このジャンプの感覚のままスキップやジャンプからのダッシュ走でランニングフォームに置き換えていきます。
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この日のメニューは変化走ともいえる段階をつけたインターバルトレーニングで、1200-800-600-400-200-200-200m とセットごとにスピードをあげていき、限界突破を目指します。初めて挑戦するメニューでグループ分けに迷いもありました。
何を隠そう、わたしはこれまでスピード練習をほとんどやらずに(できるだけ避けて)走ってきた自己流ランナーで、陸上経験もないから基礎も知識もなく。
しかもこのキャンプ参加の数日前にハーフマラソンを終えたばかりの疲労感満載であるというおまけつき。正直不安でいっぱいでした。
ここまで来たのだから、絶好の機会だから、と無難ではなく挑戦的な設定のペースに決めたら、なんとそのグループはわたしだけ。NRC(NIKE+ RUN CLUB) PACERと設楽啓太選手に囲んでもらうという最高の条件に頑張れないわけがない。
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SPEED TRAINING MEMO
1200m 4'57''(4'09''/km)
-800m 3'10''(4'01''/km)
-600m 2'18''(3'50''/km)
-400m 1'23''(3'30''/km)
-200m 39''(3'19''/km)
-200m 39''(3'19''/km)
-200m 34''(2'52''/km)
1000m TIME TRIAL 3'23''
やりきった感と安心感、充実感。
さっきまでの不安はなんだったんだろうという爽快感。
スピード練習に対する苦手意識が少し減ったかなぁと、勇気を出して良かったなぁと思いました。
これだから走ることはやめられない
【写真提供:NIKE】
翌日はROAD RUN。前日の身体の使い方の感覚が残るままテンポ良くランニングという、二日間にわたっての効率のいいセットトレーニングだなぁと納得しながら、またここでもナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%が足取りを軽くしてくれた気がしています。
お喋りできるくらいのスピードで10km、軽井沢の郊外を走りました。
きれいな景色に自然と視線が遠くなり、のびのびといつまでも走っていられそうでした。
【写真提供:NIKE】
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水面に紅葉が浮かぶ雲場池は感動的でした!
もっともっと走りたい、もっと速くなりたい。
さらにそう強く想わせられた二日間であり、エリート選手や市民ランナーの垣根を超え、走ることへの可能性は無限大だなと心から思いました!
これだから走ることはやめられない。
この刺激に満ちたCAMP参加後に出走した第3回さいたま国際マラソンでは3時間5分48秒でフィニッシュ、自己ベスト記録を更新することができました。
市民ランナーの可能性を広げていけることを自分の脚で確認しながら、今後も走り続けていきたいです。
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文:ユカハシヅメ
1988年生まれ。ごくごくフツーの女の子がマラソンに魅了され今では月間350km走る市民アスリート。ファンランからシリアスレースまでこなす守備範囲広め。とにかく走るのが大好き。スポナビDoの走れる女子代表として飽くなき探究心と向上心で全力投球のレポートをお届け。
自己ベスト フル3:05:48 ハーフ1:27:24
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