NZ監督「明日のゲームが1番大事」 親善試合 ニュージーランド戦前日会見

スポーツナビ

日本との親善試合を翌日に控え、会見に臨んだニュージーランド代表のハドソン監督 【スポーツナビ】

 サッカー日本代表は6日、豊田スタジアムで国際親善試合のニュージーランド戦に臨む。試合を翌日に控えた5日、ニュージーランド代表のアンソニー・ハドソン監督が会見を行った。

 ハドソン監督は「ワールドカップ(W杯)に何度も出場しているチームと戦えるのは大事な経験になる」とコメント。ニュージーランドは南米5位とのW杯予選・大陸間プレーオフを約1カ月後に控えているが、指揮官は「このゲームに集中している。ここで何かを得てから、11月の試合について考えたい」と目の前の勝負に集中していることを強調。また、「特に攻撃面では、ひとつのテストになる」と試合の狙いを語った。

攻撃面ではひとつのテストになる

 ニュージーランドにとって貴重な試合になると思う。日本代表の試合はこれまで何試合も見てきたが、W杯に何度も出場しているチームと戦えるのは大事な経験になる。とても楽しみにしている。

──大陸間プレーオフを1カ月後に控え、明日の試合にどう臨むのか?

 今、目の前のゲームが一番大事なので、このゲームに集中している。今後の準備ではなく、われわれにとって明日のゲームが一番大事だ。ここで何かを得てから、11月の試合について考えたい。

──ニュージーランドの強みはどこか? それから日本に対してはどのようなところを警戒しているか?

 日本の強みや実力は皆が知っている。特別な選手は何人もいる。われわれとしては、明日のゲームは11月の試合と同じような状況だと思っている。特にウチの攻撃面では、ひとつのテストになると思う。

──今年のコンフェデレーションズカップに出場して何が得られたか?(宇都宮徹壱/フリーランス)

 得たものはたくさんある。われわれがトップ(レベルの)チームと戦えることは、そんなに多いことではない。普段、試せないことが試すことができ、非常に勉強になった。われわれは日本のようなビッグチームではないが、いいチームではある。コンフェデで一番学んだことは、相手を怖がらず同じレベルで戦うこと。それを明日の試合でも生かして、結果を出したいと思う。

マグリンチィはキープレーヤー

──前回対戦時(2014年3月の国際親善試合/4−2)に2ゴールを挙げたクリス・ウッド選手は当時、若手だったが、現在はどういった存在になっているのか?(河治良幸/フリーランス)

 彼は選手として成長した。ハードワークができるようになったし、メンタリティーも大人になった。いろいろな結果を出したことで今はプレミアリーグ(バーンリー)にいるが、われわれとしては(彼1人に頼るのではなく)チームとして戦いたいと思う。

──マイケル・マグリンチィ選手にどのような期待をしているか?(ニュージーランド記者)

 私が監督になってからは彼を毎試合使っているが、これはすごいことだ。他にもいい選手がいるが、マグリンチィはチームをまとめられるキープレーヤーだ。こういう国際舞台での経験は彼にとっても大事なので、(明日の試合でも)チームを引っ張ってくれることを期待している。

※質問者に関しては、掲載許諾の確認が取れた方のみ明記しています。記名のない方は確認が取れていない方ですので、拒否されている訳ではありません。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント