侍J社会人代表がアジア一へ意気込み 10月2日から台湾でアジア選手権

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田中「守りからリズムを作りたい」

堅守に加え、パンチ力もある打撃で主軸が期待されている田中 【写真は共同】

 広島のリーグ連覇に大きく貢献した田中広輔の弟・俊太。東海大相模高ではセンバツ優勝、東海大でも3度のベストナインを獲得し、日本代表に選出された。社会人でもセカンドで2016年度ベストナインに選ばれている。堅守巧打が持ち味。

以下は田中選手のコメント。

 社会人代表として世界一を取れるように精一杯頑張ります。

――日の丸を背負うことについて?

 社会人代表として多くの企業チームの選手がいる中で、少数精鋭で招集してもらったことに誇りを持って、レベルの高いプレーをするということに強い気持ちを持って挑みたいです。

――打のキーマンに挙げられていたが?

 僕自身、守備走塁からリズムを作って攻撃につなげるプレースタイルが持ち味なので、まずは守れる選手としてしっかり攻撃のリズムを作れるように、それから攻撃だと思うので、僕はトータルでしっかり戦っていきたいと思います。

――日本代表で意識している選手は?

 特にジャパンとして集っていること自体すごいので、みなさんのプレーを見て学ぶこともいっぱいあると思います。

――チームジャパンとしてのプレーは?

 日本の野球は世界で通用すると思うので、細かいところだったり、集中力だったりを見せつけたいと思います。日本らしい団結力のあるプレーで優勝したいと思います。

――この間リーグ優勝した広島の兄の広輔選手とは話した?また激励された?

 兄が優勝した日は「おめでとう」という連絡をしました。僕自身代表に選ばれたことに関して兄から「おめでとう。頑張ってこいよ」と連絡をもらいました。

田嶋「最高の投球ができれば」

アマナンバーワン左腕として注目の高い田嶋 【写真は共同】

 佐野日大高からJR東日本に入社した田嶋投手。高校3年センバツ時には4強進出、社会人1年目には日本代表としてアジア選手権にも選出された。左上手から150キロ前後の速球を武器にする本格派サウスポー。

以下は田嶋投手のコメント。

 2年前に同じ台湾で開催された侍ジャパンで悔しい思いをしているので、今回はその経験をしっかり生かして優勝できるように頑張りたいと思います。

――エースとしての期待されているが?

 普段と変わらず僕のピッチングをしていきたいと思っていますが、監督から与えられた役割を全力でやるのみです。

――自身の長所は?

 右打者のインコースが得意なので、そこら辺のクロスファイヤーを見てもらいたいです。

――プロ野球ドラフト会議も近く、注目されているが?

 日本の選手とはまた違うところがあると思うので、試合をやりながら見ていって、自分の投球スタイルをその試合でうまくつかめれば、いつもどおり結果を出してチームを勝たせたいと思っています。いつもどおりの僕を見せられたらいいと思っています。

――チームジャパンとして意識することは?

 投手層がかなり厚いので、僕が先発で行くとしたら、しっかり後ろにつなげられるように頑張りたいと思いますし、後ろを信じて投げたいと思います。

――目標は?

 アジア一を目標にしてやっていきたいし、自分でも最高のピッチングができればいいと思います。

――2年前と比べての違いは?

 僕が社会人1年目に出た侍ジャパンはマウンドに上がっておどおどしていたけど、ベテランの方が多くて精神面で大分助けられたことがあったんですけど、2年経って大分堂々と投げられるんじゃないかなと思っているので、そこら辺を踏まえてマウンドでは堂々として、しっかり自分のピッチングを見せたいと思っています。

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