吉田麻也「成長するいいチャンス」 W杯最終予選 サウジ戦前日選手コメント
「新しい選手も何人か試されるだろうし、成長するいいチャンス」と語った吉田(中央) 【スポーツナビ】
8月31日のオーストラリア戦に勝利して勝ち点を20まで伸ばした日本は、グループB首位で6大会連続となるW杯本大会出場を決めた。サウジアラビア戦は本大会に向けて、新たなスタートとなる。
吉田麻也は「新しい選手も何人か試されるだろうし、成長するいいチャンスじゃないか」と語り、「僕が出なくても、外から見ていて新しい発見があるかもしれないし、出たらいつも通りやるだけです」と競争を歓迎した。また、原口元気も「競争も含めてやっていきたい」とコメントすれば、今回代表初招集でまだ出場機会のない杉本健勇も「やっぱり試合には出たい」と意欲を示した。
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
こういう経験ができることはなかなかないかなと。大きなチャレンジになると思います。新しい選手も何人か試されるだろうし、成長するいいチャンスじゃないかと。そこでテストができるのは、監督にとっても選手にとってもいい機会だと思います。僕が出なくても、外から見ていて新しい発見があるかもしれないし、出たらいつも通りやるだけです。(センターバックの層を厚くするのは)W杯のためというより、今後の日本サッカーのためにも非常に重要なことだと思います。
(なかなかセンターバックの柱になるような選手が出てこないが)僕はちょうど入れ替わる時期で、競争があまりないところでチャンスをもらったのはラッキーだったと思っています。今の選手たちは、僕の時より(競争が)タフだと思いますけれど、それがサッカーだし、競争はどこでも起こり得ること。僕だってサウサンプトンで必死で競争していましたから。プロである以上、そこは自分の力で奪っていくしかないですね。
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
W杯最終予選で4ゴールとチームをけん引した原口(中央)も「W杯を目指していくという意味で、競争も含めてやっていきたい」とコメント 【スポーツナビ】
オーストラリア戦を外から見ていて、もう少し(ボールを)持てたら、もう少し楽になっただろうし、失敗できないという緊張感があったから仕方ない部分はあったと思いますけれど、もう少し何とかなったかなと。
(効率的な守備に関しては)一番は縦の関係。全部が全部、サイドバックについていくのではなくて、左サイドバックとの関係性で守ったりとか、細かいところを突き詰めたらたくさんあるんですけれど、そこをクリアにしていけば、もう少し高い位置で守備ができると思います。1人ではなくて、左サイドの周りのポジションの選手とうまくコミュニケーションをとることが一番大事かなと思います。
(最終予選を自分が引っ張っていったという)自負はないですけれど、苦しいところでチームとしてやれたのが大きかった。いろいろな試合で、いろいろな選手が活躍したので、チームとしての力がどんどん上がっていったというのは感じますね。(サウジアラビア戦は)自分自身もW杯を目指していくという意味で、競争も含めてやっていきたいと思います。
浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)
浅野は「前回ほどガチガチしたような、構えたような戦いにはならなくていいと思う」とサウジ戦への展望を語った 【スポーツナビ】
相手の攻撃は特徴的なところがある。そこはしっかり押さえておこうと、チームとして意識したミーティングをしました。攻撃も奪った後の裏のスペースであったり、今回もそこは相手の特徴とともに、僕らの特徴も生かしていこうと話しています。
前回(のオーストラリア戦)ほどガチガチしたような、構えたような戦いにはならなくていいと思いますし、監督も前とは大きく変わるからという話はしていました。
杉本健勇(セレッソ大阪)
「やっぱり試合には出たい」と初招集の杉本 【スポーツナビ】
俺は予選は1回も出ていない。それでも(予選突破が)決まったのはうれしかったです。(チーム内でのコミュニケーションは)増えてきましたし、慣れてはいますけれど、試合になったら分からない。やっぱり試合には出たいですね。(トレーニングも)調整が多いし、大きいコートでやっていないので。その中で自分のプレーを出せればと思います。
小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
「相手どうこうより、自分たち」と小林(中央)。オーストラリア戦はベンチ外だったが、出場機会はあるか 【スポーツナビ】
(サウジアラビアのイメージは?)相手どうこうより、自分たちかなと。そういう情報は入れるけれど、そこまでは意識していないです。この前、いい形で勝って(予選突破が)決まった後、どういうふうに臨むかというところですね。
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