川崎宗則が語る日本復帰後の進化 「バッティングも守備もすべて壊す」
5月11日には日米通算1500安打を達成した 【写真は共同】
「米国にいた時の感覚は忘れたい」
もう米国にいた時の感覚はほとんど忘れたいくらい、(自分の中のリズムやテンポを)壊してますよ。バッティングも守備も両方壊して、走塁もすべて壊して、日本のやり方にマッチするような、そういう考え、努力をしてますね。またこれは(6年前と)違う僕なんでね。これはこれでまた大変なんです。
(進化への道、手応えは)まだ見えてこない。今はまだ見えない。まだ壊している段階だから。(完成するまで)何年かかるか……。その前にクビになるかもしれないし。でもそれでもいいと思っている。厳しいプロ野球の世界なんで……。でも僕のやり方はいつもそうだったから。
「ホークスのメンバーもすごいよ」
毎日が楽しい。毎日素晴らしい野球選手とプレーできるこの喜び……。僕は野球が大好きだけど、やっぱり僕よりうまい選手とプレーするのが楽しいし、(自分を)引き上げられるしね。今のホークスに来て何が一番かって言ったら、選手個々の考え方や技術が高い。それが高いから毎日刺激を受けて、こういうプレーをしたいな、こういうバッティングをしたいな、こういう守備をしたい、こういう走塁をしたい、って思わせてくれる選手がいることが、僕にとってラッキー。カブスのメンバーもそうだったけど、ホークスのメンバーもとてつもなくすごいよ。
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