まさかのソウルスターリング敗因は馬場か 単勝40倍レーヌミノルが波乱桜ヒロインに
本田調教師初GI勝利、池添はアローキャリー以来の桜戴冠
池添騎乗の8番人気レーヌミノルが桜花賞を制覇! 【スポーツナビ】
レーヌミノルは今回の勝利でJRA通算7戦3勝、重賞は2016年GIII小倉2歳ステークスに続き2勝目。騎乗した池添は02年アローキャリー以来となる桜花賞2勝目、同馬を管理する本田優調教師はこの勝利がうれしいJRA・GI初勝利となった。
池添は桜花賞2勝目、本田調教師(右から2人目)は騎手時代に続く勝利 【スポーツナビ】
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「最後の直線は何度も手前を替えて……」
断然人気のソウルスターリングだったが、敗因は道悪か 【スポーツナビ】
「道中はリラックスして走っていたけど、最後の直線は何度も手前を替えていて、前に進んでいかなかった。反応も良くありませんでしたね。馬場が合わなかったということだと思います」
ソウルスターリングに死角は見当たらない――戦前はそう言われていたわけだが、今回のような道悪馬場は未経験。それでも、仏オークス馬の母スタセリタが道悪でもGIを勝っていたことから血統的にもこなせるだろう、と。だが、結果として、ソウルスターリングは母ほどの道悪上手ではなかったということか。敗因は馬場に求められるだけに良馬場ならすぐにでも巻き返しを期待したいところだが、一方で、泥んこの不良馬場でもなく、やや重まで回復した馬場だったのだから、これくらいなら能力で圧倒してほしかったという思いも、個人的には抱いてしまうのである。
名手ルメールにとっても、これで桜花賞は2年連続で断然の1番人気で挑みながらも連敗。昨年のメジャーエンブレムはNHKマイルカップで雪辱を果たす勝利を収めたが、今年はどうだろうか。オークスか、NHKマイルカップか、いずれにしても次走は人馬ともに試練の一戦になることだろう。