ファンディーナ参戦で混迷ダービー戦線 良血ディープ産駒アルアインも名乗り!

競馬専門紙「優馬」

いざオークストライアルへ 関東の秘密兵器 ルヴォワール

余裕の勝利でオークスの有力候補となったルヴォワール(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

3/25(土) 中山9R ミモザ賞(500万) 芝2000m
ルヴォワール 牝 馬体重:522kg(-4)
騎手:石川 厩舎:(美) 手塚 
生産: ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム
父:ハーツクライ
母:リュヌドール(Green Tune)
初勝利時の評価:★★★★★ 5点〔1600万クラス〕

今回がデビュー2戦目で、調整過程などを見ると大事に調整されている様子。初戦とは一転して少頭数の競馬になったが、中団でピタリと折り合い、最後までムチを入れられることなく楽勝。レース自体はスローの上がり勝負でラスト2Fが11秒4−11秒6。自身は恐らくラスト1Fで11秒フラット位の脚を使っている。

■オークス 想定単勝オッズ

(→)1番人気 ソウルスターリング 3.3倍
(→)2番人気 リスグラシュー 4.5倍
(→)3番人気 アドマイヤミヤビ 5.8倍
(→)4番人気 ファンディーナ 6.3倍
(→)5番人気 フローレスマジック 14.7倍



(NEW)10番人気 ルヴォワール 36.0倍

長所
520キロ超という大型馬で、とても牝馬とは思えない馬体。先週のファンディーナ(フラワーC)もそうだったが、同世代の牝馬に混ざると異質に映るほど。ハーツクライ産駒は今年の3歳牝馬路線の勢いが素晴らしく、リスグラシュー、アドマイヤミヤビなどがいて、特にオークス向きのタイプが多い。まだ底を見せておらず、一線級との対戦が楽しみな逸材。

短所
昨秋の時点では体力面がまだ出来上がっていなかったとのことで、成長を待ってデビューが年明けに。また、脚元(蹄)に繊細な面もあるようで、この後のトライアル→オークスという連戦がどう出るのかは不安要素だろう。

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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