怪物牝馬ファンディーナが驚愕5馬身差V 女王ソウルスターリングに勝つ可能性は?

競馬専門紙「優馬」

競馬専門紙「優馬」の3歳馬チェック

 デビューから2戦2勝、底知れない素質を感じさせていたファンディーナがフラワーCで5馬身差の圧勝劇。2歳女王ソウルスターリングを脅かす存在として、いざ大舞台へ。

圧巻の走りで打倒ソウルスターリングへ ファンディーナ

フラワーCで驚愕の走りを見せたファンディーナ(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

3/20(月) 中山11R フラワーC(GIII) 芝1800m
ファンディーナ 牝 馬体重:508kg(-4)
騎手:岩田康 厩舎:(栗) 高野 
生産: 谷川牧場
馬主:ターフ・スポート
父:ディープインパクト
母:ドリームオブジェニー(Pivotal)
初勝利時の評価:★★★★★★ 6点〔OPクラス〕

 2戦2勝の戦績を引っ提げて、重賞に駒を進めてきたファンディーナ。スタートから終始、手応え良く2番手を追走し、直線入口では持ったまま先頭へ。まるで調教のような走りっぷりで後続に5馬身差の圧勝と、1.3倍の単勝オッズに応える走りを見せた。対戦相手は決して強かったとは言えないが、この内容なら打倒ソウルスターリングも視界に入ってきた。

オークス 想定単勝オッズ
(→)1番人気 ソウルスターリング 3.3倍
(→)2番人気 リスグラシュー 4.5倍
(→)3番人気 アドマイヤミヤビ 5.8倍
(↑)4番人気 ファンディーナ 6.3倍
(↓)5番人気 フローレスマジック 14.7倍

長所
 デビューから2戦はともに京都の外回り1800mだったが、今回は急坂のある中山でコーナー4つの競馬。それでもラスト2Fは流して11秒2−11秒7と、単純なスピードだけでなく、500キロを越す雄大な馬体に見合ったパワーも証明してみせた。

短所
 前走のつばき賞時と同様に、パドックでのテンションの高さは今回も見受けられた。加えて、本質的にスピードの勝ったタイプなので、展開面やポジショニングなどで繊細な乗り方が要求されそう。今回で長距離輸送とコーナー4つを克服したが、気性面にはまだ注意が必要か。

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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