【ボクシング】日本ボクシング界に復帰した「亀田家」の野望 復帰戦勝利の和毅「次にでも」世界挑戦アピール
亀田家にとっても3年3カ月ぶりの国内復帰戦
3年3カ月ぶりの国内復帰戦を判定勝利で飾った亀田和毅。亀田家にとっても国内復帰戦となった 【写真:Yanomori tomoaki】
元WBOバンタム級チャンピオンの末弟和毅と協栄ジムとの所属契約が発表されたのが昨年10月のこと。金平桂一郎・協栄ジム会長はすみやかに必要書類を整え、和毅のJBCライセンス再取得のための手続きをとった。業界の大手ジム所属となった和毅に対し、JBCもこれを認め、ライセンスを発行。こうして和毅は再び日本のリングに立てるようになったのである。
“亀田トレイン”も復活 セコンドで弟をヘルプ
懐かしい“亀田トレイン”で入場し1950人の観衆を沸かせた 【写真:Yanomori tomoaki】
ちなみに亀田ジムの休止期間に2人の元世界王者の兄は引退している。興毅氏、大毅氏ともに海外で負けたのをラストファイトとし、今後は兄弟で唯一の現役選手となった和毅をバックアップすることに。1950人観衆を集めたこの日の和毅戦では懐かしい“亀田トレイン”で入場し、試合中もセコンドとして弟をヘルプしていた。
兄・興毅氏はセコンドとして的確な指示を出していた 【写真:Yanomori tomoaki】