宇野「調整できなかった自分のミス」 冬季アジア大会、男子SP後コメント
無良「まだまだ足りていない」
――アジア大会の位置づけは?
今シーズンのまとめ、総括という意味でどれだけ自分が進化できているかという(のを確かめたい)。五輪シーズンへ向けて自分の中ではすごく重要な位置づけとして考えています。
――コンビネーションの順番を後ろ倒しにしたのは?
降りるまでは4回転+3回転でやる気持ちだったのですが、降りた瞬間にちょっと一瞬グラつきかけたので、コンビネーションを止めてきれいにまとめた方が良いかなと単発にしました。
――点数についてはどう感じる?
全日本選手権のSPが自分でもすごく自信になっているのですが、それと比べるとあまり良い滑りではなかったです。ノーミスながら90点ちょっとというのが悔しいところなので、もっと点数を伸ばしていけるような構成を来シーズンに向けて作っていきたいと思います。ただ今日はちょっと自分の力が入りすぎていた部分があって、ステップなんかはもっと動けただろうなと思います。(逆に)全日本のFSは気持ち的にトラウマが若干あるので、そこをしっかり拭い去って2017年を始めたいなと思います。
――明日1日空きますが、どのように調整されますか?(※編注:質問者は小塚崇彦さん)
(笑)。現状すごく調子も良いなかで試合ができているので、FSの動きをしっかり確認しつつ、4回転サルコウの感覚もつかめてきているし、1日空いている間にしっかり練習をして自分のモノにしていきたいです。調子はすごく上がってきていますし、後はFSで自分がどれだけ攻めきって終われるか。最後まで気持ちが途切れないようにやりたいです。
――練習次第では4回転サルコウも入れる?
今回は表彰台を目指しているので、それを踏まえて内容を考えていきたいです。表彰台にしっかり上れるようなやり切った演技をして、冬季アジア大会を終わりたいです。