中後悠平、いざメジャーキャンプへ 自ら手繰り寄せた挑戦権

菊地慶剛
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メジャーリーグのキャンプへ向けて自主トレを行う中後 【写真は共同】

 2月1日にキャンプインした日本のプロ野球の後を追うように、メジャーリーグも2017年シーズンへ向けたキャンプが幕を開けようとしている。

 今年は新加入する日本人選手がいないので、例年に比べれば話題性が少ないが、その中で注目されるべきトピックの一つがダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加する中後悠平投手ではないだろうか。

 すでに日本の報道にもあるように、中後が今シーズン中にメジャー初昇格を果たせば、1995年の野茂英雄投手から22年連続で続いている日本人選手のメジャーリーグデビューを引き継ぐことができる。そして彼はそのチャンスを十分に実現できる可能性を秘めているのだ。もちろん本人もメジャー昇格を目指して調整を続けている。

「簡単ではないですが、チャンスなのはわかっている。自分も持ち味をしっかり出してアピールを続けてチャンスをものにしたい。欲を言えば開幕メジャー入りできるに越したことはないし、みんながそこを目指しているので、もちろん自分もそこを目指してやっていきたい」
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著者プロフィール

栃木県出身。某業界紙記者を経て1993年に米国へ移りフリーライター活動を開始。95年に野茂英雄氏がドジャース入りをしたことを契機に本格的にスポーツライターの道を歩む。これまでスポーツ紙や通信社の通信員を務め、MLBをはじめNFL、NBA、NHL、MLS、PGA、ウィンタースポーツ等様々な競技を取材する。フルマラソン完走3回の経験を持ち、時折アスリートの自主トレに参加しトレーニングに励む。モットーは「歌って走れるスポーツライター」。Twitter(http://twitter.com/joshkikuchi)も随時更新中。

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