【年越しプロレス】樋口&宇藤の若手タッグが優勝 岡林がイケメン化 カズはカミングアウト!?
恒例・年越しプロレスのタッグトーナメントは樋口&宇藤の若手タッグが優勝 【佐瀬順一】
今回は前年に続き、団体の枠を取り払ったシャッフル・タッグによるワンナイトトーナメントを実施。普段の大会では見られない、異色の顔合わせから、笑いや驚き、感動が生まれた。
実力コンビを撃破し決勝まで勝ち上がる
強豪選手を打ち破り決勝へ 【佐瀬順一】
樋口&宇藤組は前年もエントリー。だが、1回戦で昨年度準優勝のHARASHIMA&宮本裕向のスマイルヤンキーに敗れ、まったくインパクトを残せなかった。しかし、今年の1回戦では、関本大介(大日本プロレス)&HARASHIMAの優勝候補コンビを撃破。前日の大日本・後楽園大会では、6人タッグ戦ながら、現BJWストロングヘビー級王者・関本からピンフォールを奪う大金星を挙げていた宇藤は、この日も驚異の粘りで10分時間切れに持ち込むと、1カウントルールとなった延長戦で、横入り式エビ固めで関本に勝利。2夜連続で関本にフォール勝ちし、一躍、台風の目となった。
さらに2回戦では征矢学(WRESTLE-1)&植木嵩行(大日本プロレス)を、そして準決勝戦では、2014年末のタッグトーナメント覇者であるヤンキー二丁拳銃こと木高イサミ(プロレスリングBASARA)&宮本裕向(暗黒プロレス組織666)組をも撃破。その勢いがフロッグではないことを証明してみせた。
若手で17年のプロレス界活性化を誓う
最後は元王者コンビを撃破し優勝! 【佐瀬順一】
しかし、樋口は竹下にドロップキック、ドクターボムを放つと、豪快なぶちかましでターンバックルへ吹っ飛ばし、轟天でフィニッシュ。数々の強豪を突破しての優勝に「嬉しい」と喜びを爆発させると、「オレたちみんなでプロレス界を引っ張っていこう!」と、若い力で2017年のプロレス界をさらに活性化させると誓った。