腹筋は“主電源”! 走る前にオンしよう 青山剛の体幹スイッチ・ランニング(5)

青山剛

【Getty Images】

第5回:体幹で走るためのスイッチ・エクササイズ(腹筋編)

 さて、今回の動画付き連載では、体幹主導で走れるようになるためのトレーニングの順番「3Sメソッド」(ストレッチ→スイッチ→ストレングス)を紹介していて、前回までストレッチを紹介してきました。

 今回からは3回に渡り「スイッチ」を紹介していきます。

 このスイッチとは、私がつけたエクササイズの名称で、正確にいうと「体幹スイッチ・エクササイズ」です。

 走る前に、ストレッチで身体を伸ばし、そしてスイッチでは、正しく走る上で使いたい主に体幹の筋肉や関節に良い動きをつけてあげ、そして走る(ストレングス)。この繰り返しが、体幹主導=正しく走るフォームを構築していくという理論です。

 もっと簡単に言えば「良い筋肉痛」を走る前に軽くつけてあげると、走ると自然にその箇所が動員されて、結果、フォームが良くなっていくというイメージです。このメソッドはどんなスポーツにも当てはまります。

 今回のスイッチは「腹筋編」として2種類を紹介します。

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著者プロフィール

元プロトライアスリート。大学時にプロ活動を開始し、1999年世界選手権日本代表に選出される。その後トライアスリート中西真知子選手のコーチとなり、指導者としての活動をスタート。同選手を2004年アテネ五輪出場に導く。現在は、ランニング、トライアスロン、クロストレーニングのコーチとして競技者から初心者、子供、タレントまで幅広く指導。著書に『ランニング・コアメソッド』『DVDパーフェクトストレッチ100』など多数。(社)日本トライアスロン連合強化チーム・指導者養成委員 元日本オリンピック委員会・強化コーチ

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