ブエナビスタの長女が鮮烈デビュー! オトコ馬を一蹴したコロナシオンに★9つ

競馬専門紙「優馬」

完成度高いディープブリランテ娘 ジャストザマリン

大柄な牝馬ジャストザマリン(桃帽)がデビュー戦を勝利(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

10/16(日) 東京3R 2歳新馬 芝1400m
ジャストザマリン 牝 馬体重:500kg
★★★★★★ 6点〔OPクラス〕
騎手:横山典 厩舎:(美) 牧浦
生産:恵比寿興業株式会社那須野牧場
馬主:ジャスト・タイムクラブ
父:ディープブリランテ
母:ラヴアズギフト(Tiznow)

スタートは遅めだったが、促して二の脚で好位へ進出。折り合いもシッカリと取れていてセンスの良さがうかがえた。直線では追い出しを待つ余裕があり、残り400mを切ってからのゴーサイン。そこからスパッと前を捉えて鮮やかなデビュー勝ち。好位抜け出しの競馬でラスト2Fを11秒1−11秒2でまとめてみせた。新潟が除外になっての参戦だったが、この条件も合っていたのだろう。

馬体診断
500キロと牝馬にしては馬格があるのは、父の影響によるもの。テンションのやや高そうな所や好位に付けられる前向きさも正にそれ。パドックでは力強い後肢の踏み出しと柔軟な脚先の捌きが良く見えた。幅のある歩きとは言えなかったので、1400m〜マイル位が守備範囲ではないだろうか。

血統診断
母の父はBCクラシック連覇の偉業を達成した名馬。母は未勝利に終わったが、祖母は1200mで5勝、その祖母の兄はイギリスで短距離重賞を2勝、スプリントGIでも2、3着があるスプリンターだった。本馬の牝系を辿ると、名牝コスマー(サンデーサイレンスの父ヘイローなどの母)に行き着くという、筋の通った血統でもある。

馬券の狙い目→赤松賞(東京1600m)や春菜賞(東京1400m)のような、好位からの決め手が生かせる条件が最適。

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