【新日本プロレス】柴田、NEVER防衛も潮崎、EVILが次々と挑戦表明 内藤がエルガンに屈辱敗 BUSHIはKUSHIDA指名

高木裕美

IC王座奪回へエルガンが再戦アピール

IC王者・内藤からフォールを奪ったエルガンはリマッチをアピール 【高木裕美】

 9.25神戸大会でIWGPインターコンチネンタル王座を初戴冠した内藤哲也が、凱旋マッチで前王者のマイケル・エルガンに屈辱のフォール負け。両者のリマッチが決定的となった。

ベルトを踏みつけた内藤にエルガンが激怒

【横田修平】

 本隊vs.ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)による8人タッグマッチで、内藤は手に入れたばかりのICベルトをリング上で踏みつけにする暴挙。これに怒りをあらわにしたエルガンは、爆発的なパワーでLIJを一蹴すると、コーナーめがけてのパワーボムで首を破壊し、すかさずエルガンボムでフィニッシュ。ベルトを手に敗者となった内藤を踏みつけ、試合前の恨みを晴らした。

手負いのKUSHIDAをボコボコ

手負いのKUSHIDAを痛めつめるLIJにはブーイング 【横田修平】

 一方、IWGPジュニアヘビー級王座から陥落したKUSHIDAは、新王者となったBUSHIのコードブレーカーを食らった際に、体がしびれて動けなくなるハプニングが発生。その後は戦列にも復帰できず、コーナーで苦しんでいたが、試合後、LIJの襲撃にあい、EVILのEVILホームラン、BUSHIのイスを使ったMXのエジキに。

KUSHIDAを次期挑戦者に指名した上で「その状態でできるんだったらな」と高笑いのBUSHI 【横田修平】

 BUSHIはここぞとばかりにKUSHIDAを次期挑戦者に指名した上で、「まあ、でも、その状態でできるんだったらな」と高笑い。KUSHIDAは、無言のまま担架で運ばれていった。

「タイガーマスクW」デビュー…その正体は?

「タイガーマスクW」デビュー。見覚えのある空中殺法に会場はどよめき 【高木裕美】

 第0試合では、テレビアニメ『タイガーマスクW』放映記念スペシャルマッチとして、タイガーマスクWがリングに登場。レッドデスマスクと対戦した。
 タイガーはコーナーで指を突き上げるおなじみのポーズを決めると、スワンダイブ式のミサイルキック、打点の高いドロップキック、コーナーからのムーンサルトアタック、キックのコンビネーションからのその場飛びムーンサルトなどの華麗な空中殺法を披露。この見覚えのあるムーブに、客席もマスクの中の正体を察してざわめき出す。最後はジャーマンスープレックスから、空中での溜めのあるタイガードライバーでフィニッシュを決め、大歓声を受けた。

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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